MovableType3.2用のMT4iの設定

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先週の出張中に気づいて修正済みなのだが、こちらに記録してなかったのでメモ。
Movable Type (MT)の携帯対応用プログラムMT4iは、MT3.2だとそのままでは500 Internal Server Errrorになる。MT3.2本体の動作にとっては不要になった設定ファイルmt.cfgに一箇所加筆したうえで、サーバーのmtディレクトリーに残しておかないといけない。


加筆箇所はデータベース設定のところ。データベースのパスワードの項目DBPasswordが必要なのだ。(下記はMySQLの場合。)

ObjectDriver DBI::mysql
Database データベース名
DBUser データベース・ユーザのアカウント名
DBPassword パスワード
DBHost データベース・ホスト名

MT3.2では、mt.cfgの代わりにmt-config.cgiを使うことになっているが、MT4iではmt.cfgを読み込むしくみになっている(mt4i.cgiのスクリプト参照)。このため、mt.cfgをサーバーに残しておかないとMT4iは動かない。しかもMT3.2では、以前はmt-db-pass.cgiに記述していたデータベースのパスワードも、mt-config.cgiに、上記のようにDatabase、DBUser、DBHostと一緒に記述することになっており、mt-db-pass.cgiは使われない。このためMT4iが読み込むmt.cfgにもパスワードの記述が必要なのである。
いうまでもありませんが、以上の設定はBerkleyDBを使っている人には不要です。
<追記>
上記の修正の代わりに、mt4i.cgiの「mt.cfgの読み込み」というスクリプト部分を下記のように変えるという手もあります。(参照: MT4i作者のMT4i/コメント/2.0のページの2005-11-02 09:05:18 のユーザコメント。)

(旧)
my $mt = MT->new( Config => $cfg{MT_DIR} . ‘mt.cfg’, Directory => $cfg{MT_DIR} )
(新)
my $mt = MT->new( Config => $cfg{MT_DIR} . ‘mt-config.cgi’, Directory => $cfg{MT_DIR} )

自分は保守的にmt.cfgの変更のほうで使ってます。

 

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2件のコメント

  1. MTをようやく最新にしました

     新しい年を迎え、これまで見て見ぬふりをして過ごしてきたMTのバージョンアップをしました。そろそろテンプレートを一新してリニューアルしたいなぁと考えていた…

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