サギ師小泉またもや奇弁で言い逃れ?

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これが一国の総理の弁かと思うと、ほんと情けなくなる。海外特派員はこれをどう伝えるのだろう。この男は、そのいい加減さと、空虚な言葉の両方で、政治という営みを破壊し、政治に対する人々の信頼をますます地に落とし、「あきらめ」をいっそう深めさせている。政治家に人並み以上のモラルを期待するほどウブではないが、この男は、政治家としても、人としても、あまりに罪深くサイテー、サイアクである。

「仕事は選挙に当選すること」 小泉首相の会社員時代
小泉首相は27日、70年から衆院議員に初当選後の74年まで社員だった不動産会社「三福不動産」での勤務について、「当時の社長から『あんたの仕事は次の選挙に当選することだ。会社なんか来なくていい』と告げられた。全部、社員と同じように仕事をすればいいというものではない」などと述べ、事実上、社員としての勤務実態がなかったことを認めた。
 参院イラク復興支援・有事法制特別委員会で、「勤務実態がないのに厚生年金に加入するのは違法ではないか」との斉藤勁氏(民主)の質問に答えた。
(中略)
 首相はまた「30年以上前はそういう太っ腹な、見返りを期待しない、いい社長がたくさんいた」と説明。同社から給与を得ていたことについても「今に比べれば非常におおらかな政治資金の時代だった」と述べ、当時の政治資金規正法でも問題はなかったと主張した。
 首相はこの後、記者団の質問に対して「(勤務)実態はありましたよ。社長の指示ですもん」と改めて強調。厚生年金の保険料を本人分も会社側が負担していたのではないか、との指摘に対しては「忘れました。知りません」などと答えた。

ちなみにこのネタ、週刊ポストがすでに5月7・14日号で報じている。これがようやく国会質疑で日の当たるところに出たわけだが、あまりコイズミの答弁は不誠実で醜い。

小泉首相に「厚生年金違法加入疑惑」
勤務実態がない、つまり幽霊社員でいながら厚生年金に加入することは違法であり、年金歴から抹消される。違法を承知で加入させていた事業主は懲役または罰金の制裁が加えられる。政治家にしばしばこのケースが見受けられる。あろうことか、年金改革の旗を振る小泉純一郎首相自身が違法加入をしている疑惑が深まった。

しかし、いくら社長が「あんたの仕事は当選すること」といったとしても、会社というのはそれぞれ業務内容が決まってるわけで、客観的な話として、それが「勤務実態」になるのだろうか?コイズミは「見返りを期待してない」なんていってるが、たとえば、大物与党政治家の3代目でもない、ふつうの一社員が「ボク、無所属で次の選挙に出ます」と言ったとして、その社長は同じ待遇をしただろうか?さらにいえば当選後もコイズミは会社を辞めておらず、厚生年金に加入していた。「国会議員をすることが会社の仕事」なんていう会社がどこにあるんだ!?人を馬鹿にするのもいい加減にしろ、だ。
ちなみに最初の記事によれば、社会保険庁の次長は「被保険者の資格があるかは、就労形態や職務内容などを踏まえ、個々の状況に応じて総合的な観点から判断する」と答弁したそうだが、「当選が職務」というのは、あまりに馬鹿げた論法だろう。こんな屁理屈以下の奇弁がまかり通ったとすれば、とんでもないモラルハザードであり、もしも「政治不信招来罪」というものがあるとすれば、社会保険庁もコイズミ同様、重罪人である。そしてそれでも、コイズミの支持率下がらないすれば、もうこの国は終わってる。
河野太郎議員によれば、年金制度の根本的改革の第一歩は社会保険庁の解体だそうだ。しかし、それ以前、あるいはそれ以上の問題として、もしも社会保険庁が「コイズミ問題なし」と判断するとすれば、この国の政治にとって社会保険庁は最大の障害物の一つということになるだろう。

 

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