タイムマシンにおねがい♪

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タイムマシンがあったら、ぜひお願いしたい。
この人たちまとめて、1945年より昔に送ってやってください。(本人たちも本望だろう。)

 東京・銀座七丁目の路地裏通り。店の入り口右わきに日章旗。軍歌酒場「F」――。
 八月二日夜、自民党の若手議員の「軍歌をうたいつぐ会」が企画されました。案内状に「8月15日靖国神社参拝後の唱和のための軍歌演習を兼ねた暑気払いです」。
 終戦記念日を前に軍歌を高歌放吟する自民党若手議員たち。自民党内で“安倍青年親衛隊”と評されます。軍用迷彩服を着用し、モデルガンを手にするのが趣味というメンバーもいます。
 軍歌を歌う若手議員は昨年総選挙で初当選した議員(八十二人)の半数でつくる「伝統と創造の会」(会長・稲田朋美衆院議員、四十一人)の一部メンバーでした。同会は今年二月十一日に旗揚げ。「自由民主党の立党の精神に立脚し、誇るべき伝統や国家の品格を守りつつ新たな日本を創造する」(設立趣意書)を掲げます。
 メンバーの歴史認識を最近の発言からみると――。
 稲田議員「(靖国神社問題は)憲法改正に伴いこれから自衛戦争や国際協力戦争で亡くなった人が出たら、どこで慰霊するのかも含めて議論が必要」(福井新聞八月十五日付、加藤紘一自民党元幹事長との対談)、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(月刊誌『WiLL』九月号)
 赤池誠章議員「(日本の歴史は)戦前・戦後というようにわけられるものではない」「(靖国参拝に反対する中国、韓国とは)付き合わなければいい」「中国を封じ込めるのに必要なのは軍事力ですよ」(同誌)

2ちゃんで拾ったネタ(元はアカはたの記事)なんだけど、アベちゃんの取り巻きって、こんなのばかりなの?悪いお友達とは遊ばないほうがいいぞ?
「中・韓とは付き合わなければいい」って、まるで子供のケンカ。それで今の日本の経済が回るとでも?
ちなみに稲田議員、産経新聞の記事によれば、先月29日にアベちゃん側近の下村博文衆院議員や、山谷えり子参議院議員と参加して開かれたシンポジウム「新政権に何を期待するか?」(『立ち上がれ!日本』ネットワーク主催)で、こんなことをおっしゃってます。(その他、三名の発言はこちら。)

≪“徴農”でニート解決…稲田朋美衆院議員≫
 藤原正彦お茶の水大教授は「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」と主張している。
 真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。
 そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない。
 それから、若者に農業に就かせる「徴農」を実施すれば、ニート問題は解決する。そういった思い切った施策を盛り込むべきだ。
 教育基本法に愛国心を盛り込むべきだ。愛国心が駄目なら祖国愛と書くべきだと主張したら、衆院法制局が「祖国という言葉は法律になじまない」と言ったが、法律を作るのは官僚ではなく国会議員だ。
 安倍さんにとって教育改革は最も取り組みたい課題なので、頑張りたい。

「いざというときに祖国のために命をささげる覚悟がある」っていうけど、戦場から一番遠い国会議員という立場にいる人から言われてもなぁ。「自衛戦争や国際協力戦争で亡くな」る人に、まずアンタらからなりなさいよ。
それに、「徴農でニート問題は解決」って、そのニート君たちの給料はどうやって捻出するんだろうか?まさか税金投入?農作物価格に転嫁?とても市場ではペイしきれないと思うんだけど。そもそも農業って、ちょっとやそっとやったくらいで儲けが出せるような簡単な仕事ではないわけだし、みんながみんなそれで自立的な経営ができるわけでもない。とても「大局観で物事を判断するエリートが必要」って言ってる人の考えとは思えませんね。
ちなみにウチの爺ちゃんたちは、父方も母方も南方のどこかの島で戦死してるので、靖国に英霊として祀られてるはずなんだけど、爺ちゃんたちがそんなで、遺族としていっぱい苦労して生きてきた両親を持つ身としては、こんなアフォな連中が軍歌歌いながら、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」なんてほざくのは、あまりに軽薄で、怒りすら覚えてしまう。
ほんと、イラクでもレバノンでもアフガンでもどこでもいいから、鼻つまんで放り出してやりたい。
<追記>
前出の産経の記事によると、アベちゃんは、もしも首相になったら、首相直属の「教育改革推進会議」(仮称)を10月にも設置して官邸主導の教育改革を進める考えなんだそうだが、その前身ともいえる「教育改革国民会議」の内容も、かなりスゴイ。一番笑えるのは、第一分科会第4回配布資料「一人一人が取り組む人間性教育の具体策(委員発言の概要)」でしょうか。「識者」と呼ばれる人たちによるシラフの「飲み屋談義」ぶりがよーく伺えます。役人で、こんな会議の事務局なんてやらされたら、さぞかしイヤだろうなぁ。

 

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3件のコメント

  1. 安倍政権の徴農政策?自由民主主義から極右全体主義へ

     以下の産経新聞の記事は、いろいろなブログで話題になっているので、当ブログで今さ

  2. アメリカにいてアサヒ.コムを読んでいるだけだと、安部氏がどんな人なのかあまりよく伝わってきません。
    (じゃあもっと自分で調べるべき!。。トホホ)
    でも、先生のブログに載っている取り巻き(?)の方たちについての記事を読むと、何となく安部氏がどんな意味を込めて「美しい国日本」を提唱しているのか分かったような気がします。そして、またしてもメディアに躍らされている国民たち。。高支持率だと聞いています。
    日本の若者たちはこんなにも無知なのでしょうか?安部さんの若手親衛隊の方々は大学で本当に政治経済の勉強をしてきたのでしょうか?倫理とか哲学とか、すこしでもかじったことがあるのでしょうか?
    「国のために命をささげる」とか、良く言えますね。愛する人のために命をささげる、とかそういうドラマの中のストーリーと勘違いしているような感じがします。「死」というものがどこか他人事。1つの命の重み、その命を取り巻く様々な思いを頭の片隅に置く、という想像力が欠如しているのでは?
    軍歌がどういう意味合いをもっているのか、なぜ軍人たちがそれを歌うのか、その意味を分かっているのでしょうか。意味も分からずただただ宴会を盛り上げるために、自分たちのわけの分からない喧嘩論を鼓舞させるためだけに軍歌を歌うなんて、戦場に赴いたことのある兵士の人たちの気持ちを全く考えていないですよね。
    なんだか何をするにしても、うわべだけの「カッコよさ」、ぱっと見の第一印象だけで物事が判断されて、第二、第三印象、またそれ以上の深い思考を踏まえて決断を下すという作業を怠っている人が(自分も含め)どんどん増えてきているということも、現代の「TV政治」に拍車をかけているのかもしれない。。。
    なんて考えがランダムに頭に浮かんできました。私のコメントは学術的根拠も何も無い走り書きですが、しかし民主主義はやっぱり国民が脳みそを使って参加しなければ、民主主義ではいられなくなるのかなあ、と、京女時代に依田先生が口をすっぱくしておっしゃっていた「民主主義」の定義について思い返していました。
    嫌な予感がどんどん日本を蝕んでゆく~~~!

  3. おひさしぶり。
    読売新聞の調査では、安倍内閣の支持率は70.3%で、歴代3位だそうです。また「安倍首相に期待している」人も、「どちらかといえば」を含め74%で、その理由は、「清新なイメージがある」(34%)がトップ、次いで「信頼できる」(22%)、「改革姿勢が明確」(14%)。「政治理念や政策が支持できる」は9%だそうで、なんだかイメージ先行という感がぬぐえませんね。
    何か根拠があって「支持」「期待」してるというよりは、「ちゃんとやってくれよな」というメッセージも含まれてるのかなぁという気もしますが、よくわかんないですね。「清新なイメージ」なんて、彼を支持してる「取り巻き」連中の言動(のキナ臭さとケイハクさ)を知るだけでも、途端に崩れそうにも見えるけど、そういうのは、ほとんど一般に報道されないし、演出された「印象」だけを垂れ流す「TV政治」のご時勢では、そう簡単に崩れないんでしょうね。_| ̄|○
    ところでTV政治の本家本元アメリカのほうはどうですか?ブッシュ政権を取り巻く世論の空気もマスコミの論調も、だいぶ変わってきてるようにも見えるけど、身近なところではどうでしょうか?

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