痛い・・

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何年ぶりだろうか。今日、自転車で転んだ。
夜8時頃、大学からの帰り道、東大路の五条交差点の手前で歩道を走っていたところ、前に二人連れが歩いていたので一度車道に下りた。追い越してからもう一度歩道に乗ろうとしたところで前輪がズルっ。右足で支えようとしたが間に合わず、そのまま全身で倒れてしまった。


たぶん、瞬間的にショルダーバッグに入れてあったノートPCをかばおうとしたのだと思う。バッグは、ストラップを左肩にまわして、右側にあったので、そのまま倒れればモロに地面と激突する。おそらく瞬間的にそう判断して、体をかなり右にひねり、しかも右手はカバンをかばって、地面につくのがやや遅れた。
そのせいで、まず、歩道の端の段差の縁に上唇の上側をガツンと強打。おもわず前歯折れたかと思いましたよ。一瞬、諭吉さんが20枚くらい飛んでくのが頭をよぎった。(前歯の義歯は保険不適用。)唇は切れて、血がにじんできていたが、歯はなんとか助かった。(ノートPCも無事。ハードディスクも変な音出さず、静かに動いてる。まももともと耐衝撃性の高いLet’s noteだし。)
で、やや不自然なタイミングと着地角度で着いた右手のほうはというと、転んだ時点ではちょっと打ち付けたところが痛かっただけなんだけど、帰宅し、食事を終えたあたりから変な具合になってきた。手首がちょっと炎症気味で、さらに肘までの内側の筋肉が張り詰めてきた。内側に腕をねじる――「内側にひねるように打つべし」のコークスクリュー――とビンビンに痛い。とくに肘を曲げた状態でひねるときがひどくて、デスクトップPCで、マウスがもてないし、キーボードもたたけない。掌を水平に近づけようとすると、筋肉が痙攣起こすかと思うくらい痛い。
しかし明日の授業の準備とか、あれこれPC仕事はしないといけない。それで、腕の筋を元に戻そうと、ゆっくり息を吐きながら左手で筋のツボっぽいところをおさえながら右腕をひねると、「くるん」と筋の位置が変わって痛みが消えた。マウスもキーボードも大丈夫って感じになってきた。
ところが、ちょっと唇の治療のために、我が家の秘密兵器「光線治療器コーケントー」に当たるために横になっている間に筋がまたまた変なほうに戻ってしまったらしい。起き上がってマウスを持とうとすると、グォーっと痛みが。。それでもう一度さっきやったみたいにしたのだが、今度はうまくいかない。しかし、それでは仕事ができないので(つーか、あしたこれじゃ授業で板書もできねーぞ)何度か息をゆっくり吐きながらトライ。それでなんとかマウスは持てるようになり、キーボードも中指の先っちょでちょんと打つくらいはできるようになってきた。
それで、とりあえず贅沢は言ってられないということで作業開始。はじめは右手でキーを打つたびに痛みが走ったが、次第に和らいできた。(痛み止めに飲んだバッファリンのおかげかもしれないが。)完全ではないにしろ、なんとか普通のペースでキー操作ができるようになってきた。(そのおかげでこれも書いている。)唇のほうも、光線治療のおかげでハレもなくなり、傷口もだいぶよくなってきた。
とはいえ、腕のほうは、明朝起きてみないと、どこまで本調子かはわからない。寝てる間に悪い状態に元通りっていう予感大。チャリも運転できんかも。それに、ここのところずっと左肩も痛めてるので、そもそも重いものが持てないし。なんだか全身ボロボロというかんじ。
本当は、明日は整形外科か鍼灸院にでも行ったほうがいいんだろうが、あいにく朝から夜までスケジュールびっしり。(しかも途中、京女から阪大に移動。)明後日も朝から東京に出張で、帰ってくるのは土曜の夜遅く。日曜でも診療してくれるところがあるといいのだけど。まさに「師走」にとんだ災難になってしまった。
でもまぁ、車にぶつからなかっただけ幸運だったと思うことにしよう。
(ここまで書いたら、さらに右腕の調子がよくなってきたし。)

 

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8件のコメント

  1. ボクもこのところムスコをママチャリの後ろに、ムスメをだっこ紐で体の前にくつけて運搬しているので、実は相当ビビりながら漕いでます。転んだ気持ちが痛いほど良く判る気が。骨折とかしてませんか?お大事になさってくださいね。

  2. 高橋@六ヶ所村with八木です。
    自転車転倒、お見舞い申し上げます。
    僕もここ4,5年自転車で大学通ってますが(多賀城-仙台間18km)、転倒2回、うち一回は骨折でした。確率的に2年に一回の転倒は覚悟しています。
    最近、マスコミや警察は自転車を敵視したキャンペーンを展開していますが、その前に自転車が安全に走れる環境を整備すべきだと思っています。
    僕も二回目の転倒は、今回の先生と同じ車道から歩道に戻る段階での転倒でした。状況が目に浮かびます。症状から考えて、骨折している可能性もあると思います。すぐにでも医者に行った方が良いように思います。
    お大事に!

  3. 災難でしたね。こういう場合はまず整形行ってレントゲン撮るというのが吉かと。折れてなくてもひびが入ってたら面倒なことにもなりかねませんから。
    お大事に。

  4. 外部ブログに書くのがほとんど始めてでやや緊張。
    何も怪我してるのに無理してブログ書かんでも(笑)。
    もう治るのに時間がお年頃なんですから、ご自愛くださいませ~。

  5. みなさま、お見舞いコメント、大変痛み入ります。
    中学のときに一度、右の手首付近にひびを入れたときは、直後から冷や汗だらだら、寒気ゾクゾクだったのに対し、今回はそういう症状もないし、ハレも全然ないし、無理な力がかからない限りは痛みもないので、ただの捻挫だと思います。
    とはいえ、万が一もあるし、捻挫もそれ自体問題なので、月曜には医者に行くつもりです。(金・土は東京出張で時間ないので)
    今日は、朝は予想通り、しばらく腕の筋が張っちゃって使い物にならない状態でしたが、午後一つ講義やったら、ちょうどいいリハビリになったのか、楽になりました。講義のときは喋りに集中しちゃうので、あれこれ身振り手振りで手を動かしてるうちに自然にリラックスしたみたいです。念のため、夕方大学を出るときに医務室で湿布を貼ってもらい、阪大に移動するときに駅の近くの薬局でも買ってきました。
    >ぽづ朗さん
    ぽづ朗さんも気をつけてくださいね。自転車は倒れると頭の部分は回転半径が大きいから、ほんと危ないですよね。
    そういえば中学の頃は、雪道でも平気で自転車で牛乳配達やったりしてましたが、あの頃のバランス感覚は、当然ながら失われてるのが実感されますね。「倒れる」って思った後の体の反応速度が明らかに遅いです。
    >アリさん
    ほんとこのくらいで済んだのはラッキーだと思ってます。あれこれいろんな可能性を考えると、自転車転倒程度でももつと深刻なダメージありえますから。ま、「以後、気をつけろ」という天の声だったと思うことにします。
    >高橋さん
    「敵視する前に、自転車が安全に走れる環境を整備を」というのは、京都でもすごーく実感しますね。自宅のある京都の街中も、細い裏道をデカイ車がブンブン走ってて、怖いです。やや大きい四条通や河原町通りは、歩道は自転車禁止だし(っていうか、道路交通法上そうなんですよね)、かといって、法律上許された車道の端すらも走ってると、交通警備中の警察に注意されます。そもそも路上駐車が多いし、バスやタクシーもいたるところで端っこに止まってるので、どうしても車道の内側にふくらんで走らざるをえないですし。
    アムステルダムやコペンハーゲンなんかは、歩道も広く、必ず自転車専用レーンがあったりして、うらやましいですね。
    ところで六ヶ所村、とっても寒そうですね。。
    八木さんにもよろしくお伝えください。
    >Shinさん
    おっと、これはプロの方からのアドバイスですね。
    いちおう整形外科には行ってみるつもりです。骨折でなければ、筋の問題なので、そのあとは鍼灸に行こうかとおもってるんですが、どうでしょう?
    >猫屋さん
    上の記事書いてるときは、快調だったんですよ。その前後で授業のパワポ資料も作ってたし。今も、まぁ、普段どおりではないにしろ、ちゃんとキーボード打ててます。
    でもまぁ、気をつけます。
    ところでいま気づきましたが、みなさん、すべてmixi経由ですね。
    しかも音楽関係者が4人もいたりして。
    なにはともあれ、みなさんもご自愛ください。

  6. 大事には至らなかったようで何よりです。プロなんて呼ばれると面映いですが、骨に異常のないことさえ確認できれば、後は早めに来院していただく方がありがたいですね。うちに来ます?(笑)

  7. 「どこでもドア」があれば、すぐにでも行きたいところですが。。
    シカゴは遠いっす。
    近所で探してみます。

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