黒人解放運動の先駆者が死去

投稿者:

友達のmixiの日記で知ったニュース。

黒人解放運動の先駆、パークスさん死去(asahi.com)
 ローザ・パークスさん(米黒人解放運動の先駆者)24日、老衰のためデトロイトの自宅で死去、92歳。南部アラバマ州生まれ。「公民権運動の母」と呼ばれる。55年12月1日、同州モントゴメリーで、バスで帰宅途中に人種隔離法に基づく「白人優先席」から立つように運転手から命じられたが拒否。警察に逮捕された。同市の教会のマーティン・ルーサー・キング牧師らが抗議のバスボイコットを呼びかけ、1年以上も続いた。パークスさんは人種隔離そのものが違法だと提訴。翌年に連邦最高裁が違憲判決を出した。 ・・・

このご婦人の「勇気」から、米国の黒人解放運動に火がつき、公民権法制定につながっていったんだよな。でも、カトリーナと「政治的人災」に襲われたニューオーリンズの姿を見て(いたとして)、今際の彼女は何を想っただろう。。
ちなみに、ブルーハーツの唄の中で、聴いたり歌ったりするたびに涙がこみあげそうになるくらい大好きな「青空」にはこんなくだりがある。


 生まれた所や皮膚や目の色で
 いったいこの僕の何がわかるというのだろ

 運転手さんそのバスに
 僕を乗っけてくれないか
 行き先ならどこでもいい
 こんなはずじゃなかっただろう
 歴史が僕を問いつめる
 まぶしいほど青い空の真下で

これは明らかにパークスさんたちの行為への連想を誘うために書かれた詩。だから、余計にこの唄は涙を誘う。
その一方で「青空」には、こんなくだりもある。
 神様にワイロを贈り
 天国へのパスポートを
 ねだるなんて本気なのか
 誠実さのかけらもなく
 笑ってる奴がいるよ
 隠しているその手を見せてみろよ

なんだかワシントンの大きな白い家の主とその不愉快な仲間たちを歌ってるみたいな。

 

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

5件のコメント

  1. ブルーハーツはいい歌詞が多かったですよね。
     宗教を否定するわけじゃないけど、メンバーが新興宗教にハマり、ライブ中に極端な勧誘活動をするようになったのが解散の理由の一つと聞いたとき、なんだか脱力しました。

  2. 話には聞いたことがありましたが、まだ生きてらしたんですね。
    ブルーハーツを真剣に聴こう。。。

  3. 宗像さん、ほず朗さん、こんばんわ
    ブルハ、いいですよねー。
    でも、解散しちゃった理由は、とってもありがちだけど、残念ですね。新興宗教系はファナティックになりがちですが、けっこうハマッてしまう芸能人やアーティスト多いですよね。(もちろん数から言ったら、それ以外の職種の一般の人が多いわけですが。)
    ところでほず朗さんは、今もバンド演ってるんですか?

  4. 宗教系と言えば、かのサザン・オールスターズもそれでギタリストが変わったんですよね。ある日突然、それまでローディだったヒト(ギター雑誌などでちょくちょくお目に掛かってた)がステージにいてびっくりしたことがあります。
    で、バンドは。年に約1回ですね。那須で(爆)
    近々、後輩の結婚式で久々にやります。吉祥寺「のろ」で(爆々)

  5. 「のろ」超懐かしい~
    まだちゃんと営業中なんですね。
    ところでサザンのは知らなかった。
    そういえばX Japanのtoshiもそうでしたね。
    けっこうありふれてますね。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください