またまた地震、ありました。一昨夜の二つの地震と同じく、紀伊半島沖-東海沖のエリアが震源地で、気象庁の地震情報の速報によれば、マグニチュードも6.4だそうだ。(相変わらず、一昨夜の震源付近でもM2~3程度の地震が頻発してる。。)
台風18号も来襲中というのに、非常に不穏な日本列島。浅間山も噴火するし。先週末出張から帰国したものの、いろいろ用事があってまだ東京にいるのだけど、明日から3回生のゼミ合宿(城崎温泉)があるため、今夕、帰洛しなくちゃいけない。台風で新幹線が止まるかもしれないし、地震でも止まるかもしれない。ダブルパンチで山崩れがあったりするかもしれない。うぅ。。。鬱。
ちなみに5日に起きた地震については、政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会は、「紀伊半島南東沖の地震活動の評価」で、とりあえず東南海地震への直接的影響や関連はないという判断を発表している。が、それでもやはり不確実なところが多いようで、「結論を出すには早すぎる」という意見もあるらしい。
紀伊半島沖地震は東南海地震への直接影響なし 調査委(朝日新聞9/7)
・・・一方、評価は早すぎる、との異論もある。元地震学会会長の安藤雅孝・名古屋大教授は「中長期的に全く影響がないとは言えない。あの場所では珍しい逆断層型地震だったことなど、どう解釈するか不明のことも残っている」と話している。
以前、日本の地震予知研究について調べたことがあるのだが、ここ30~40年の地震学の歴史というのは、当初は「予知はやがてできるようになる」という楽観論が強く、そのため東海大地震説を受けて1978年に作られた大規模地震対策特別措置法のように、直前予知が可能であることを前提にした対策体制ができたりもしたのだが、やがてさまざまな地震学の知見が集まるにつれて、「知れば知るほど、分からないことがたくさんあることがますます分かってきた」という、いわば「進歩の光とともに広がる不確実性の闇」というべき歴史だった。その結果、97年には当時の文部省の測地学審議会が「地震の直前予知の実用化は困難」と宣言する答申を出し、地震対策体制の再構築が行われたりもしたのだった。(まぁ、直前予知は全く不可能というわけでなく、運良く――次の東海地震や東南海・南海地震が、過去のものと同じパターンで発生してくれる場合には――直前予知が当たる可能性もあるらしいのだが。)
以下は地震情報についてのリンクです。
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.com と .name を全て弾く設定にすれば
良いとの説がありますが…?
はなゆーさん、こんにちは。
スパムに埋もれて、はなゆーさんのコメント、見逃しておりまして、失礼しました。
>.com と .name を全て弾く設定にすれば
なるほど。。そいう手もあるんですね。
でも、どうやらMovable Typeだと、禁止IPの設定しかできないようです。version 3.xにアップグレードすればいいんですが。近いうちにトライしてみるつもりです。
商人の自伝に記された大正関東地震
「自伝抄録・祖父の肖像」より、関東大震災の記述(抜粋)。 『………私の付近では潰