「反日的分子」発言、続き

投稿者:

「反日的分子」というアナクロ発言で話題の柏村武昭議員、早速自身のホムペに、「決算委員会での発言について」というのを書いてます。その中から一部引用。

私がイラク人質事件を何故、決算委員会で言ったのか、それを是非ご理解頂きたいのです…決算というのは我々の血税が本当に論理的にきちんと公平に使われたかどうかをチェックしなければいけない…今回、ルールを破った人達によって我々の血税が出て行くことは不愉快だと言ったのがいけないでしょうかね。

同じコトを、われわれの血税から払われてる機密費で何百万円も高給ワインを飲みまくってる外務官僚や、大損失と10数年にわたる経済の低迷を招きながらも、何の経営責任もとることなく、何千億、何兆というお金をわれわれの血税から投入された銀行の経営者たち、無駄な道路やハコモノを造りまくった官僚やゼネコン経営者にも言って欲しいものだし、そうした血税の無駄遣いをちゃんと厳しくチェックして欲しいものだ。


ちなみに「ルールを破った人達」と言われているが、法的には今回の人質になった人たちは何ら違法行為をしてないんじゃないのか?「退避勧告」は「勧告」であり、行くこと自体は「移動の自由」という憲法で保障された権利の行使にすぎない。もちろんリスク管理の点で、大いに反省し、今後に活かすべきことは多々あるけどね。”Law maker”とも呼ばれる政治家が、何の法的根拠もなしに「ルールを破った」なんてミスリーディングなことをいうのは、意図的だとすれば悪質すぎるし、無意識ならば政治家不適格ということになる。
それにしてもこういう輩がいう「憲法改正」って・・・・?

 

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...