シラク仏大統領とルラ・ブラジル大統領、国連で国際税を提案

数日前のエントリーでも紹介しましたが、昨日(20日)、N.Yで開かれた貧困・飢餓撲滅行動のための世界首脳会議(World Leaders’ Meeting on Action Against Hunger and Poverty)で、フランスのシラク大統領とブラジルのルラ大統領、そしてスペインのザパテーロ首相、チリのラゴス大統領が、ますます貧富の差が拡大するばかり現在のグローバリゼーションの歪みを正すことを求めるとともに、世界の貧困・飢餓撲滅のために、トービン税(為替取引税)や武器取引税、炭素税などを含む国際税の導入を提案しました。

試されているのは想像力!

二つ前のエントリー「寝言ならいいけど・・自民憲法改正案つづき」で、右寄りな改憲論者たちは、「日本を戦前みたいな軍国主義国家にしてやろう」など大それたことは考えていないかもしれないと書いたが、こと9条改正=集団的自衛権確保に関しては、はっきりした目的があるかもしれない。その背後にあるのは、経済のグローバル化を背景にした経済界の思惑である。ま、ひとことでいえば「浅ましい」話だ。