さきほどmixiをチェックしてたら、ICUコミュニティの投稿記事に「十大学合同セミナー」の文字を発見。とあるOBの方が、mixi内にセミナーのコミュニティを作ったので、参加校のコミュニティにアナウンスメントしたものだった。すげぇ懐かしい。。。
十大学合同セミナー(通称、十大ゼミ)は、国際関係関連のゼミまたは個人有志が参加する国際関係の大学間合同ゼミで、 小生が参加していた1985年当時(13期)は、早稲田、 慶応、上智、明治、一橋、津田塾、ICU、聖心女子、成蹊、神奈川大が参加していた。公式サイトが閉じてるみたいだけど、まだ活発に続いてるみたい。(今年は33期。。もう20年経ってるのか。。orz)Googleのキャッシュに残ってた「十大の変遷」というページによると、自分が参加していたときのテーマは「冷戦 -なぜ戦後40年間慢性的緊張が続いて来たのか-」だった。
このゼミに参加したきっかけは、明治の政経に行ってた高校時代の友人が「面白いゼミあるよ。他大学(女子大含む)の連中とも仲良く慣れるよ」という一言。テーマが「冷戦」というのにもけっこう惹かれた。その頃は、物理専攻だったのだけど、哲学専攻に転科を考えていた頃で、その勢いというか、無駄にありあまった好奇心で、即効で参加を決めた。他にICUからは、最上俊樹ゼミや横田洋三ゼミの4年生が参加していた。
セミナーは、アメリカセクション、西欧セクションなど地域ブロック別のセクション(分科会)に分かれて、4月から6月まで、週に1、2回、参加大学が持ち回りで会場を提供して進められた。小生は、「冷戦ならやっぱりアメリカ」ってことでアメリカセクションに参加。アメリカ外交史とか核戦略論とか、いろいろ読んだっけ。最後は八王子にある大学合同セミナーハウスで2泊3日のまとめ合宿。セクション代表でプレゼンすることになって、同じくアメリカセクションだった明治の友人のアパートに何人かで泊まりこんで、準備に燃えた。(あと、ICUの先輩の下宿にも、よく遊びに行ってゴロゴロしてたなぁ。。)
ちなみにその学期の成績は、十大ゼミにはまりすぎて、けっこう散々だった。ICU用語で言うところの「ローグレ(Low Grade)」で「ワンナウト(one out)」をもらってしまった。ICUは、GPA(Grade Point Average)という評定平均制をとっていて、Aが4点、Bが3点、Cが2点、Dが1点、Eが0点で、これの合計点を学期に登録した単位数で割ったもの(GPA)が1.0未満(1.5だったかな?)となることを「アウト」と呼んでいた。そしてこれを三学期連続でもらって「スリーアウト」になると、成績不良で改善の見込みなしってことで、めでたく退学、ということになっていた。(ちなみに私は、学業に限られない無駄に旺盛な好奇心のおかげ(?)で、5年間の在学中、2回、ツーアウトまでいった。よく卒業できたなぁ。。。)
ゼミの思い出は、勉強自体も、理系の自分にはとても新鮮で楽しかったのだけど、やはり、毎回のセクション会合のあと、ゼミ仲間と飲みに行っていろいろ議論したり遊んだりしたことが一番大きい。mixiのコミュニティには、今のところまだ知ってる人がいないんで、様子見=ROMに留まっておこうと思ってるんだが、みんな今頃どうしてるんだろう?