前回のエントリーからあっという間に10日も空いてしまった。Indexページに出てる記事の数も少なくなってしまった。(ついでにいえば今年ももう半分過ぎてしまう。)
この間、とくに先週末はいろいろあって、書きたいこともたくさんあったのだけど、いろいろありすぎて時間が取れなかった。たとえば金曜日にあった日本学術振興会・人文社会科学振興プロジェクト研究事業の推進委員会の話とか、土・日に阪大中ノ島センターで開いた「参加型科学技術コミュニケーションデザイン・ワークショップ」(阪大コミュニケーションデザイン・センター主催)のこととか。
あと、リスク認識について、たとえば「ふぐ毒のリスク」と「BSEリスク」を同列で語ること――ふぐは毒にあたるリスクがあってもみんな食べるのに、それよりはるかに低いBSEリスクを恐れるのは不合理である、と主張すること――とか、「vCJDで死んでもたかだか世界で200人程度」と言い切ってしまうことの欺瞞とかも書こうとしていたのだけど、いざ書こうとすると、いろいろな角度から批判できてしまうので、なかなか書き出せなかった。脅威の「質」や「意味」の違いを捨象して、数値で比較考量するのは、行政の「統治者的視点」としては妥当というか、そうじゃないと仕事ができないわけだけど、それだけが唯一正統な「リスク認識」の様式じゃないということなんかもちゃんと書いておきたいのだけど。。
それと、この間、気づけば、コメントもいただいてたりするのだけど、それもさっき気づく始末。どうも失礼いたしました。
そんなこんなで、今週ももう水曜日。明日からは毎年恒例のScience & Democracy Networkのワークショップ(@ハーバード大 in ケンブリッジ市)に行って参ります。幸いにも今年は自分の発表がないので、だいぶ気が楽。とはいっても、これから17人分の発表論文を読んで、討論の予習をしないといけない。その前に、出国前に出しておこうと思ってる原稿が一つあるので、結局、フライト中に読むしかないだろうな。。
というわけで、そろそろ原稿に戻らねば。3時からは日本vsブラジル戦があるし。。(ガンバレ!日本代表!!)
<追>
そういえば、月曜日の3回生のゼミコンも、面白いネタ(××のカミングアウトとか)満載だったのだが、本人の名誉のため、たとえヒマがあっても書けないね>>ゼミ生の皆さん?
唐木英明「安全の費用」を批判する 7
「質的な相違」の典型。私にはできない、行政リスクの立場からの論考を期待します
米国の2頭目に関する疑問&、BSEと労働安全について
米国で2頭目のBSEが確定しました。
■アメリカのBSE確認検査結果は、陽性。
詳細は笹山さんのブログを
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=299
最新ニュースは掲示板
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
ここで、二つの大きな疑問があります…