4月も10日となり、すっかり春、ということで、今夕は筍会席を愉しんできた。
場所は長岡天神の池の縁に立つ錦水亭。去年は桂の筍亭に行ったので、今年はこちらで、ということで行ってきた。天神にはやや早く着き、本宮でお参りしてから、予約時刻の6時ちょっと前に錦水亭本館へ。そこから別邸のこじんまりしたきれいな和室に通される。
木の芽和え、のこ造り、田楽、若竹すまし汁、じきたけ(煮物)、焼竹、むしたけ、てんぷら、酢の物、のこめし、そして水物(果物)という、デザートを除いてすべて筍尽くしのコース。一番印象に残ったのは、写真の「じきたけ(登録商標)」。筍の皮に包まれて出てきた焼茸も、焦げた醤油が香ばしく、美味。好みとしては、筍亭より好きかも。でも、ちょっと料理が運ばれてくるペースが早すぎ。筍亭では2時間くらいかかってたけど、今日は1時間20分くらいで終わってしまった。
すっかり満腹になった腹を抱えて洛中に戻り、駅からの帰りしな見つけた、いかにも京都らしい看板。分譲マンションの建設地なんだけど、何か出てしまったらしい。こういうの、見てみぬ振りしちゃう「ないない率」ってどれくらいなんだろう?けっこうマジメにやってるのかな。