夕飯をつくりながら妻から聞いた話。どこかのブログでみつけたらしいが、ただいまソース探索中。
ある人が、公○党の選挙事務所に行って、自衛隊イラク派遣の話――たぶん「学会の教義に反しないの?」とかそんな話――になったとき、「だって人道支援じゃないですかー」という事務所の人たちに、「米軍の武装兵士の輸送もやってますよね」といったら、「エェー!?ホントですかぁ」とオモッイっきり驚かれたそうだ。
で、そのあと今度は共○党の事務所に行って、公○党事務所での出来事を話したら、これまた「エェー!?ホントですかぁ」とオモッイっきり驚かれたそうだ。
そして私の感想。「どっちも現実見てない点で同じだな。」
しかし、この話には(もうあと数日だけど)参院選に向けて重要なヒントが含まれている。公○党員には自衛隊が米軍運んでることをしらない人がいる。驚くくらいだから、それは彼らにとって重大な事実なのだろう。もしも、あなたのところに「公○党の○○をよろしく~」とか電話かかってきたり、そばに党員らしき人たちがいたら、この事実を教えてあげよう。何かが変わるかも。(ま、自衛隊の「もう一つの任務」について知らないのは、別に特定の党員に限られたことじゃないのだろうけどね。)
ところで、「エェー!?ホントですかぁ」で思い出したことが一つある。
大学2年のとき、国際関係論の一橋大や慶応、早稲田、上智、ICU、成蹊大などからなる十大学合同ゼミというのに、物理専攻ながらも参加していた頃、あるときA学院大学の国際政治のゼミから、十大ゼミに招待状が届いた。サイゴン陥落10周年を記念して、学園祭で討論会をやるので、十大ゼミからもぜひ参加して欲しいとのこと。それで5月の天気のいい日曜日、小生も3, 4年生の先輩たちと参加。サイゴン陥落の混乱を描いたベトナム映画を見せられた後(映画自体は良かったけどね)、いよいよ討議の時間。
ちなみにこのゼミ、教授の方が(知る人ぞ知る)世界○和アカデミーの会員で、要はゲンちゃん系。このことを事前に知っていたわれわれは、どんなドキュン発言が飛び出すやらと、楽しみにしながらこの時間を待っていた。うぶな小生もドキドキ(とはいえ、その頃はよく、暇つぶしに、吉祥寺駅にたむろするゲンちゃんたちの勧誘員にわざとつかまって、理論闘争して遊ぶという「原○いじめ」をやったりしてたのだが。そのためにわざわざ彼らのバイブル『原○講論』まで読んでたし)。
それでまぁ、あれこれベトナム戦争の話題を話していたとき、多分小生だったと思うのだけど、ベトナム戦争激化の転換点となったトンキン湾事件は、後にアメリカの謀略だったと判明してますよね、といったら、A学院のゼミ生たち、目を丸くして言ったのが「エェー!?ホントですかぁ?そんなことどこに書かれてるんですか??」だった(笑)
それで、「おぉー釣れたぁー!」と思った我らが十大ゼミのメンバー、さりげなさを装いながら「有名な話ですよ。有斐閣の『アメリカ外交史』にも書いてありますよ。お読みになってないんですか?」と切り返した。
イデオロギーって怖いな(でも、笑っちゃうな)と思った初夏の午後でした。
ぶちまけろ!
ある意味自○党より厄介なものに 手をつけてしまいました(^^) オホーツク海に浮かべられるんじゃないでしょうか? かあさん、先立つ不幸を、許してほしいわけで。 いや、こんなところで死んではたまらないわけ