公開シンポジウムのお知らせ(?)

投稿者:

えーと、自分も出演する公開シンポジウムのお知らせ2件です。
・・・・・といいつつ、一つは昨日終わったやつ。

公開シンポジウム「東日本大震災から科学技術と社会のこれまでを考える」
主催:STS Network Japan, 科学技術社会論学会
日時:6月18日(土)
   13:00~17:30
会場:大阪・梅田貸会議室ユーズ・ツウ3階(JR大阪駅より徒歩5分)

こちらのシンポは、たいして宣伝してなかったのに、結果的には100名近い参加。狭い部屋にぎっしり、別のところから椅子を足したほど。東京からの参加者も多く、某助成機関のセンター長とか某原子力ムラ役場の人(どちらも個人的によく存じている方々なのだが)とか、「登壇者より会場のほうに圧倒に偉い人たちがたくさん」(司会者談)という集まりだった。

なお登壇者のうち3人(平川、八木、春日)が同じ職場なのは、まぁ、会場が大阪やし、自然なことなんやけど、総卒業生数2万人いるかいないかのICUの出身者がこれまた3人いる(平川、田中、春日)のも趣き深い。

それと、こちらが自分の発表パワポ(少々加筆修正済み)。

平川秀幸「専門システムの(再)構築―日本版『信頼の危機』にどう応えるか?」 (PDF284KB)

もう一つのシンポは来週。(自分の写真だけ証明書写真用なので、なんか変ですが。)

「震災後の正義の話をしよう 〜ポスト3.11の公共哲学〜」
日時: 2011年6月26日(日)13:00〜17:00(受付開始:12:30〜)
会場: 東京大学駒場キャンパス 数理科学研究科棟 地下1階 大講義室
住所: 東京都目黒区駒場3-8-1
アクセス: 駒場東大前駅(井の頭線)徒歩3分
定員: 180名
参加費: 無料(事前申込制・先着順)
申込: WEBフォームより
主催: 公共哲学シンポジウム
協力: 公共哲学ネットワーク / 世界連邦21世紀フォーラム

自分の講演タイトルは「3.11東電原発事故が専門知に突きつけるもの―信頼の危機にどう応えるか」で、昨日の話をもう少し、公共哲学風に膨らませる予定。
ちなみにこちらのシンポは、ニコ生でも中継する予定とのこと。
閑話休題。


先ほど知った日本科学未来館のイベント。

未来設計会議 [after 3.11 エネルギー・科学・情報の民主化に向かって]
第1回 「自然エネルギー、高くても買いますか?」
  2011年7月16日(土)
第2回 「科学の行き先、決めるのは誰ですか?」
  2011年10月(予定)
第3回 「その情報、不確実でも知りたいですか?」
  2012年1月(予定)

ちょっと驚いちゃうのは、科学未来館のイベントで「民主化」という単語が使われてること。
拙著『科学は誰のものか』も含め、まさにそういうことを前世紀から論じてきた(昨日と来週のシンポも同様)し、来週後半も「科学と民主主義」というワークショップに参加する者の一人としては、「あの科学未来館でもか・・・」と、とても感慨深いものがあります。いずれ、企画者の方にお話し伺いに行っていいですか?

 

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください