散財の一週間

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ふだんはたいへん倹しい生活をしているぼくですが、今週は2つも衝動買いをしてしまった。
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一つは1.8 inchのモバイル外付けHDD「MOBILE DISK/80GB」(ノバック)。容量80GB、本体サイズは幅63×高さ14×奥行き86mm、重さは80gで、写真のとおり、とっても小さく、胸ポケットにも入るサイズ。
IODATAかどこかのメルマガで紹介されてて、そのまんまamazonでポチっとなしてしまった。
もう一つは、今日買ったBREEのビジネスバッグ
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実は、もう7年前くらいに買ったBREEの別のビジネスバッグを修理しなくちゃいけなくて、北山にある専門店に今日行ってきたのだけど、そのとき、なんとなくディスプレイを見てたら、目に留まってしまい。。
最初は別のタイプに目を奪われてたのだけど、いろいろ迷ったうえで、お店のお姉さんが後から持ってきたこれに決定。修理に出したタイプよりカジュアルな感じでありながらも、2コンパートメントでポケットもいっぱい、ノートPC用のクッション付ポケットもあったりして、自分的にはとっても嬉しい仕様。1~2泊の国内出張なら着替えも入っちゃう。
ちなみに今日修理に出した鞄も、ウイーンで同じく衝動買いしたもの。ほかにBREE製品は財布を持ってるのだけど、これもフランクフルト空港内のBREEでやはり衝動買いしたもの。
閑話休題


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こちらは衝動買いではないけれど、昨夜は「嵐山吉兆」に食事に行ってきた。
ずーーっと前から行きたいと思ってて、京都在住10年目にして、やっと達成された悲願。
我が家だけではもったいないというか、広い座敷で寂しいということで、せっかくなら誰か誘いたい。とはいえ、一食に一人50,000円近くを払うほどおバカな食道楽仲間もなかなかおらず。。
そこで白羽の矢が立ったのが、研究仲間で、大の食道楽として定評のある某氏夫妻。その彼らがちょうど今週末京都に出張ということで、昨夜行くことになったというわけ。
ちなみに予約したのは先週金曜の夜。ミシュランでも3つ星で載っちゃった後だったので、取れないかと心配したけど、あにはからんや、すんなり予約できた。
食事については、いわずもがな、お造り、鱧と松茸のお椀、焼きグジとそれに添えられた栗と銀杏・・・どれもこれも美味しいものばかり。料理だけでなく、もてなしすべて含めて、「これが京都の超一流の料亭料理」というものを存分に堪能させていただいた。
器にしても、いきなり最初のつきだしで、魯山人やら仁清(1624~1681ごろに活躍した名工)の作品が使われてるし。(長年茶道をやってる家人も「写しじゃなく本物の仁清なんて、初めて手にした」といたく感激。)
こういうものを、展示ケースなんかに飾らないで、ずっとずっと使い続けるところに日本の美、その粋があるのだろうと思ったり。
床の間の掛け軸も、女将さんのご祖父の友人だったという立花大亀(1899-2005)という書家の手のものだという。書かれていたのは

 話尽山雲海月情 〈碧厳録〉
  話(かたり)尽くす山雲(さんうん)海月(かいげつ)の情

という禅語。ちなみにすごい崩し字で、ぼくら4人は誰も読めず。女将さんに尋ねてようやくわかったという次第。「うぅ、なんて教養ないんだろ?ぼくたち」と痛感させられた。
他にも、緊張もあったのだけど、女将さんや仲居さんと気の利いた会話を弾ませることもほとんどできなくて、「まだ、こういうところに来るには年季が足りんなぁ」というのが、トータルでの素直な感想。今回は完全に「おのぼりさん」気分であった。
ま、次に行くとしたら、また10年後くらいかなぁ。それまでにいろいろ修行しなくっちゃ。
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1件のコメント

  1. こんばんは。
    嵐山吉兆の話題がTwitterに出ていて、あーブログ見なきゃ、と思っていたのが遅くなりました。
    うーん、雅な京料理ですね~♪
    しかもホンモノの仁清ですって?
    まー、一人5万なら宜なるかな……。
    先日うちのラボで話題にしたのですが、料理もグレードアップしていくと、不味い料理食べたときの失望感がより大きくなって不幸かも。
    とはいえ、誘惑には勝てませんね~。
    上洛の機会は多いので、是非今度、どこかお連れ下さい。

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