やはり連想するのは、IRA、テロ。その歴史は、過去のものになりつつあるとはいえ、今年も3月にIRA残派による警察官や英軍兵士の射殺事件が起きたばかりの北アイルランドの中心都市。
あるいはベルファストといえば、『マスターキートン』6巻の「偽りの三色旗」「偽りのユニオンジャック」の舞台となったところ。
あるいは機動戦士ガンダムで連邦軍基地が置かれた町で、カイとミハルの切なく哀しい出会いと別れがあった場所。
とまぁ、いろいろ連想しちゃうわけですが、そのベルファストにこれから行ってきます。ただいま関空のラウンジで搭乗を待ってるところ。
目的は、同市のQueen’s Universityで今週末開かれるサイエンスショップの国際会議Living Knowledge 2009に参加するため。今回が4回目で、ぼくは毎回出席してる唯一のアジア人だったりする。
ちなみに今回は、ポスターセッションだけで、口頭発表はないので、だいぶ気分がラク。いつも国際学会で口頭発表するときは、直前までプレゼンのスライド作りに追われて、往きの飛行機の中でも作業してるんだけど、今回はその心配はない。のんびりいろいろなセッションに参加できる。それと、ウィーンのサイエンスショップの代表で、5年ぶりに会う友達もいたりするから、彼とあちこち飲み歩くのも楽しみの一つ。
ただ、いくつか28日までに片付けなくてはならない仕事もあるので、往きの飛行機の中も含めて、完全にのんびりしているわけにはいかないのだけど。
今日はこのあと、12:50発で関空からまずは韓国の仁川に飛び、そのあとロンドンへ12時間の旅。着くのは現地時間で20:20(日本時間で明朝04:20)の予定。今夜はそのままヒースロー空港近くに泊まって、明朝早くにベルファストに移動する。
実像、フィクション、さまざまなイメージが重なり合うベルファスト。いったいどんな街なんでしょうねー。
ベルファストといえば・・・
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