友人のmixiの日記で知ったニュース。ワロた。
ブッシュ大統領、米州首脳会議の会場内外で逆風(読売新聞)
【マルデルプラタ(アルゼンチン中部)=貞広貴志】当地で4日始まった米州首脳会議で、ブッシュ米大統領が会議場内外からの厳しい視線にさらされている。
開幕会合で、ホスト国アルゼンチンのキルチネル大統領は米国主導の国際通貨基金(IMF)が描く経済復興の処方せんを痛烈に非難し、「いわゆるワシントン合意は失敗だった。米大陸全体、とりわけ我が国が、その理論の痛ましい失敗例だ」と、IMFを同国の経済混乱を深めた元凶と指摘。喝采(かっさい)を送る周りの首脳につられてブッシュ大統領も拍手し、スペイン語を解する地元記者の失笑を買った。・・・
似たような失敗はウチの国の首相でもやりそうだな。あ、そういえば前首相は当時のクリントン大統領とこんなお茶目な会話をしてたっけ。
森前首相: Who are you? (本人は”How are you?”のつもり)
ク前大統領: I’m Hilary‘s husband.
森前首相: Me, too.
ただし、これは「ネタ」だという話もある。(→Koukyo政策大学院生の蹇蹇録さんのエントリー)
ちなみにIMF批判でも有名な経済学者ジョセフ・E・スティグリッツ(2001年ノーベル経済学賞受賞)は、論文“Globalization and Development” (in D. Held and M. Koenig-Archibugi, Taming Globalization: Frontiers of Governance, Polity Press, 2003)で、キルチネル大統領の主張を裏書きするように次のように書いている。
[ラテンアメリカ諸国で1990年代の]前半に見られた急速な経済成長は、今日では、1980年代の失われた10年を部分的に取り戻したものにすぎないと見ることができる。そして1980年代の損失は、それ自体が、80年代初頭の債務危機に対するIMFの対策の失敗の結果であった。しかも90年代前半の成長は、取り戻しにすぎないだけでなく、持続不可能なものでもあった。その結果、[ラテンアメリカ]諸国は、対処できないほど巨大なリスクにさらされることとなった。一番最近の失敗例であるアルゼンチンは、長年のあいだ、IMFとそれが推し進めるワシントン合意の宣伝シンボルだった。経験が示すところによれば、IMFは肝心なときには頼りにならない友人である。ものごとがうまくいってるときは裏切らないけれども、ひとたび事態が悪化すると、あらゆる種類の悪口を言い立てるのだ。「君がやったことは不完全で不十分であり、危機は君自身の失敗のせいだ。君はその報いを受ける必要がある」と。
こんちわ~。
ジョージ・Wの抜け作さには今さら驚きません。
2期目当選した時はさすがにびっくらこきましたけど。
ぼくは青い州にいるんで、未だ彼に投票したという
人にお目にかかったことないんですよね。
日本の首相と仲が良いようなのでできればそちらに
引き取っていただけないでしょうか?
ども。
>ぼくは青い州にいるんで
あ、イリノイはそうでしたね。Jesus LandじゃなくUnited States of Canadaの側。
http://www.jesusland.com/
http://sandhill.typepad.com/sandhill_trek/2004/11/jesus_land.html
私も、いつも出張するのはボストン-ケンブリッジ@マサチューセッツ(ちょっと特殊かもしれんが)なんで、ブッシュいらねーの看板背負ったりステッカー売ってる人は見かけても、ブッシュ・マンセーな人はとんと見ませんね。
>引き取っていただけないでしょうか?
そうそう、来週来るんですよ、京都に。秋の観光&修学旅行シーズン真っ只中で、ただでさえ混みあってる京都に。ま、自分は来週はベルギー行ってるんで、直接迷惑かかんないけど、どこかの異星人の回収業者にでも持ってってほしいです。
おお、素晴らしい!! Jesus Landマンセー。
あ、でもしゃれじゃなくてシカゴ市内だと共和党員は
石投げられます。うちの近所の共和党地区本部は
大統領選直後に投石された後、放火されてました。
>そうそう、来週来るんですよ、京都に。
ほんとすいません。