ハウス青山20周年記念

本日は、東京渋谷にある地中海料理屋ハウスアオヤマの渋谷進出20周年を祝うパーティに参加。バイトOB/OG、長年の常連客、計40名以上が、10月には珍しい真夏日のもと集まった。常連代表として、乾杯の挨拶もさせていただいた。

ここに通い始めたのは今からちょうど20年前の今頃。渋谷に移転する直前で、中央線武蔵小金井が最寄り駅だった頃。ちょうどロックミュージカル”Rocky Horror Show“の練習が始まった頃で、練習が終わった夜10時過ぎ、当時バイトをしていた悪友の車でしょっちゅう通っていた。風邪ひきそうなときなど、ちょっと体調が悪いときは、ニンニクたっぷりのスペイン風トマトスープで一気に全快。あの頃はまだ、おいしいパスタを食べさせてくれる郊外の洋食屋さんという感じで、ファミレスなんかにいくよりもはるかにコストパフォーマンスのいい店だった。とりわけ、やや濃い目の味付けは、酒飲みにはなんとも嬉しいテイストで、美味い料理、美味い酒とは何かを学び、今のように食いしん坊＋呑兵衛になれたのは、ひとえにハウスアオヤマのおかげだといえる。
渋谷に進出して、多少メニューも都会向きになり値段も上がってからも、酒飲みテイストと、とても家族的なホスピタリティは相も変らぬ魅力で、学生の身分が長く続き、収入の少なかった自分（＋妻）にとっても、アオヤマから離れる理由はまったくなかった。セルリアンタワー東急ホテルのすぐ傍という立地ながらも、店の雰囲気はいたってアット・ホームで庶民的だし。大学の教会でやった結婚式のパーティでも、ケータリングサービスでいっぱいの料理とお酒を（格安の値段で）振舞っていただいた。そういえば大学院の師匠の還暦祝いもやったっけ。
１時スタートで、一通りの料理を食べ終わったのが６時頃。明朝は１０時半から大学で会議があるので、７時半にはお暇して、京都に戻る予定だったのだけど、予定通り店を出たものの、ちょっと呑みすぎた。荷物＋犬をピックアップするため、妻の実家に戻る途中、新幹線の予約を変更。明日7:58品川発ののぞみで帰洛することにした。
パーティのお土産は、オリーブオイルと赤ワイン。どちらもアオヤマの娘さんが嫁いだ先のイタリア、シエナの酒造家San Giorgio a Lapiのもの。ワインのほうは、夕方までに呑んだ分の酔いがさめてきて、ついつい空けてしまった。（先々週の軽井沢、先週の仙台と、最近週末ごとに暴飲暴食してる。体重、ちょっとやばいかも。。）オリーブオイルはちょうど一昨日なくなって、買わねばと思っていたところだったので、ラッキーだった。
San Giorgio a Lapiのワインは、娘さんが経営してる輸入会社MONACAでも購入できます。呑兵衛の方、ぜひどうぞ。

イタリア・トスカーナからお届けする厳選ワインのお店
MONACA（モナカ）
代表　青山倫子
〒152-0001　東京都目黒区中央町1-11-29
TEL： 03-3710-5377
FAX： 03-3710-5374
E-MAIL： monaca_@syd.odn.ne.jp

＜追記＞
今日のパーティでちょっと驚きだったこと。
現役バイトのなかに19才の大学一年生（ICU）がいたこと。
つまり、自分がアオヤマに通い始めた頃にはまだ生まれてなかったというわけ。
19才なんていうのは、ウチの学生で見慣れてるわけだけど、自分が若い頃から通いなれた同じ場所を共有している間柄でそれはちょっと新鮮。
考えてみれば、20周年ってことは、自分の人生の半分弱の時間。
もうあと20年ばかり、どうかマスター、元気で店を切り盛りして、ウチらの還暦祝いもやらせてください。