近況―仙台満腹ツアー(1)

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後期の授業が始まったら途端に忙しくなってしまい、Indexページの中央カラム内の表示記事もあと二つになってしまった。そんなわけで、埋め記事として近況を。
で、近況ということで、先週末の仙台出張について。


出発したのは、木曜日の夕方。午前中は京女で卒論ゼミをやり、午後にいったん帰宅して荷造りをして阪大CSCDに顔を出し、そこから伊丹に行って、18:40発のANAで仙台へ。ほぼ予定通り、19:50過ぎに仙台に到着。同じ便でやってきた立命館のSさんと兵庫県立大のOさんとまずは合流。
そして到着ロビーに出たところで、飲む約束をしていた東北大のTさんと合流。Sさん、Oさんも一緒に、塩竃のすし屋「しらはた」に連れて行っていただく。特上にぎり、さんまのにぎり、メヌケのあら汁で、極上の海の幸をたっぷり堪能。にきりが特上でも2835円というのも嬉しかった。
10時くらいに店を出た後は、まずはチェックインのため仙台市内のホテル仙台プラザに向かい、その後、二次会ということで、Sさんとともに、Tさんの行きつけの飲み屋に移動。座ったカウンター席には、Tさんの飲仲間もいて、その一人で、先日タイに行ったというお医者さん(医学部の先生?)から、さくさくドリアンなる非常識(?)な食べ物を頂いてしまった。あの「果物の王様」ドリアンを乾燥させたスナック菓子なんだけど、やはりドリアンはドリアン。乾燥しててもやっぱり臭すぎ。袋を開けた瞬間、鼻腔に台所の流しの三角コーナーみたいな悪臭が突き刺してくる。そしてひとかじりすると、まるでトイレが口の中に引っ越してきたような状態に。妙に乾燥してるもんだから、歯の裏にぬちゃぬちゃとくっついちゃって、余計にひどい。あわてて他のおつまみや酒でごまかそうにも、なかなか取れない。結局、そのひとかじりしか食べなかったのだけど、もう少し我慢して食べてたら、それはそれで新しい世界が開けたのかもしれない。
Sさんは翌日の仕事の準備があるため、0時過ぎにホテルに戻ったのだが、Tさんと小生は1時すぎに、さらに国分町のショットバー「M’s Bar」に移動。ニッカの余市12年をロックで2杯(3杯だったか?)頂く。(ニッカといえば札幌すすきののBar Proofで飲んだ余市のPeaty&Saltyが美味かったなぁ。。)
そして最後は同じく国分町の仙台っ子ラーメンで締め。餃子まで食べてしまって、明らかにカロリー過多の腹を抱えて、ホテルに戻ったのは3時過ぎ。
それから風呂に入って、ほろ酔い加減でメールチェックしてたら、英国サセックス大の科学技術政策ユニット(SPRU)のErik Millstone氏からビックリな内容のメールが一通届いていた。
Erikさんらとは、今度、日米欧を中心にした食品安全政策決定に関する国際比較研究の共同プロジェクトをやることになってて、間もなくスタートする予定だったのだけど、スポンサーである欧州委員会の研究所の一つIPTS(Institute for Prospective Technological Studies)との手続きの最終段階で、突如ストップがかかってしまったというのだ。理由はというと、欧州委員会の健康・消費者保護総局(DG-SANCO)とEFSA(欧州食品安全機関)が研究対象になっていることに対し、DG-SANCOがクレームをつけてきたのだという。そのため、とりあえずDG-SANCOとEFSAは対象外にしたかたちに企画書を書き直して、再提出することになったのだけど、まだ最終結果は出ていない。
ちなみに11月半ばにはプロジェクトのキックオフ・ミーティングをやることにもなっていて、ついでにその数日後にブリュッセルで開かれる科学コミュニケーションの会議にも行ってみようと思ってたのだけど、これも予定を変える必要がありそう。ウチの大学は学期中は、休講が必要な海外出張は一回までという慣例があるので、キックオフ・ミーティングが、講義のない12月半ばにずれ込んでくれれば、ブリュッセルの会議も行けるのだが。(もう会議の参加費も払っちゃったしなぁ。。)困った。。。
というわけで、仙台1日目は終了。ご馳走さまでした。
(Tさん、楽しい夜をどうも有難うございました。)

 

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