注意一票、ケガ一生

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実に予測しやすい構図。
「この選挙は郵政民営化の是非を問う国民投票だ(あとはすべて白紙委任)」
→「自民圧勝」
→「国民に信任された。サラリーマン増税も、言論統制下の憲法改正(=近代立憲主義の否定)も、社会保障切り捨て、天下り天国放置、ズタボロ年金制度放置、赤字国債連発も、格差拡大、貧困率(※)アップもOK!」
→「そんなこと聞いてねーぞ」(by国民)
→「そんなこと大したことない。人生いろいろ、選挙いろいろ!」
こんなふうになってもいいんですか?
注意一票、ケガ一生、ですよ、みなさん!


※ 貧困率について: 東京新聞「町工場で聞く景気『踊り場脱却』(」2005年9月2日)より

■先進国3位の“高貧困率国”
 「踊り場脱却」宣言に真っ向から疑問を突きつける数字がある。経済協力開発機構(OECD)が加盟国の貧困状況に関して比較調査した結果だ。
 国民の平均所得の半分以下しか所得がない家計を「貧困者」とみなし、国民全体の何%になるかを示すデータで、20・3%のメキシコを筆頭に米国17・0%、トルコ15・9%、アイルランド15・4%と続く。この次が15・3%の日本だ。世界で五位、中進国のメキシコ、トルコを除けば、日本は先進国三位の“高貧困率国”という地位にいることになる。
 「格差拡大が想像以上に進んでいる現状にショックを受けた。一億総中流はもう消えた」と京都大学の橘木俊詔教授(労働経済学)は話す。この数字は約十年前の二倍前後で、事態の深刻さを如実に示している。
 さらに、こうした実態を確認する数字として、橘木教授は生活保護制度の受給者数をあげた。受給を世帯で見ると、十年ほど前は六十万世帯だったが、現在は百万世帯を超えたという。

 

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1件のコメント

  1. 普通の取引で、様々な条項がある契約書に、一点だけが問題だと称して、
    相手がその契約書を読まないようにしむけて、その契約書にサインさせ、
    サインした相手に、あなたは契約書全体を受け入れたことになりますと言えば、
    詐欺ですね。
    何故それが、詐欺だといわれないか。
    一人を欺けば詐欺だが、国民全体を欺けば英雄。
    人を殺せば殺人,一万人を殺せば英雄
    と同じです。

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