科学技術コミュニケーションに関する3つの講座開講のお知らせです。
一つは、先日終了した科学技術コミュニケーション・ワークショップ(科学技術コミュニケーション演習1の試行版)に続いて、今秋からスタートする阪大CSCDのもの。CSCDスタッフを中心にオムニバス形式の授業で、社会人など、阪大生以外の方の参加も可能です。シラバスなど詳細は以下のとおりです。
阪大CSCD:
「科学技術コミュニケーション入門」教育プログラム(試行版)
対象: 大学院生、社会人
開講日: 毎週水曜日6時限(18 時~19 時半) 10月5日スタート
会場: 大阪大学豊中キャンパス
大学教育実践センター 共通教育管理講義棟 共A103講義室
(キャンパスマップ 10 番の建物)
定員: 30 名(定員オーバーの場合にはお断りすることもあります)
受講希望者は、事前に「cscd@ns.jim.osaka-u.ac.jp」までお申し込み下さい。9/20(火)
締め切りです。締め切り後、受講の可否についてご連絡させて頂きます。
シラバスはこちら(PDF100KB)
もう一つは、北大の科学技術コミュニケーター養成ユニットの講座。上掲のベタベタなセンスのポスターはこちらのものです。文部科学省の「科学技術振興調整費・新興分野人材養成プログラム」によるもので、10月1日(土)からスタート。こちらも社会人など学外参加OKの講座です。詳細は8月22日にウェブサイトに公表されるとのことですが、とりあえずは下記のポスターをご覧ください。
最後は、東大の科学技術インタープリター養成プログラム。これも北大と同じく、文部科学省の「科学技術振興調整費・新興分野人材養成プログラム」によるもので、10月開講。ただ、残念ながら東大院生または東大で博士号を取得した研究生のみが対象。
ちなみに文科省の人材養成プログラムでは、早稲田の政治学研究科でも、「科学技術ジャーナリスト養成プログラム」が始まることになっているのだが、こちらは、研究科のウェブサイトを見ても、開講案内はまだ発表されてないようだ。北大と東大は、もともと交流のある人たちがやっているので、(内部事情も含めて)いろいろ話は聞こえてくるのだが、残念ながら早稲田のことはよく分からない。
<追記>
下記の西川さんからのコメントにありますように、早稲田大学もホームページが開設されました。
こちらもカキコです。
最近、ジャーナリズムの人が書いたSTSの論文を読みました。リファレンスにジャーナリズム関係のものが多く、あちらの業界でもこんなにSTSのことが話題になっているのか、と感心しました。
日本では、そもそも学問としてのジャーナリズムがものすごく弱い、という印象があります。今回のコミュニケーション講座にも、本来でしたらジャーナリズムを専攻した講師が欲しいところなのでしょうね。
トラックバックによる
講座のおしらせありがとうございます。
まだ、9月以降の研究室の予定とあわせてみないと
わからないですが。
できる限り参加しようと考えています。
圧倒的に科学の視点しか持ち合わせていないので
ブログで異なる視点を持つために拝見させていただいております。
いろんなイベント等楽しみにしています。
平川先生
早稲田大学科学技術ジャーナリスト養成プログラム事務局
でございます。ようやくWebサイトを一般公開いたしました。
http://www.waseda-stj.jp/
パンフレットなどもダウンロード頂けます。
ご高覧頂ければ幸いでございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
西川様
貴プログラムのwebサイト情報、ご教示いただき有難うございました。早速、本文に追加させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。