西へ東へ

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今週後半は移動が多かった。
木曜日は、昼から阪大コミュニケーションデザイン・センターにまず顔を出し、2時にそこを発って、伊丹空港へ。3時発の羽田行きで東京に向かい、6時から、東大の公共政策大学院長室にて、日本公共政策学会の来年度の企画委員会に出席。来年は設立10周年だそうで、「技術と政策」を統一テーマにした企画を立てることになってて、その一端を担わせていただくことになってる。
ちなみに、道中、浜松町でモノレールからJRに乗り換えるところで、キオスクに並んだ夕刊紙の一面見出しに「小野骨折」の文字を見つけて、がく然とする。
大学院長の粋な計らいで、途中からビール飲みながらの会合を7時半までやって、そのあと、ミーティングの続きをかねて大学近くの中華料理屋へ。そこを8時40分に出て、東京駅まで行って、終電一本前ののぞみで帰洛。
翌日金曜日は、深夜のバーレーン戦に備えて(?)自宅で仕事。
試合観戦後、やや悶々としながら5時頃就寝、6時に起床で、7時6分発のぞみで、土曜は再び東京へ。10時から夕方6時まで、科学技術ガバナンス・プロジェクトの研究会@日本学術振興会麹町事務所に出席。
今回の研究会は、二人の若手メンバーの研究報告。一つは、とある地方都市の沿岸管理問題における問題共有についてで、当初の「環境保全」という問題フレームでは、漁業者等との利害対立があって、議論の場そのものが成立しなかったのが、「資源管理」フレームに変えたことで、ステークホルダー全体の代表者が参加する問題共有のための話し合いの場が成立したという話が面白かった。「食品安全の問題も、単なる食品の健康リスクに絞ったフレームから、『食品資源管理フレーム』みたいなものにすると、どうなるのか?」なんてことも討論の話題に上った。
二つめは、日本が議長国を務めたコーデックス委員会バイオテクノロジー応用食品部会における遺伝子組換え食品の国際規格に関する合意形成過程の分析。各ステークホルダーが、それぞれ異なる理由で、ともに「良い合意だった」と評価してるというのが、この会議の面白いところ。何がこの会議の成功要因だったのかが、この報告のリサーチクエスチョン。
それぞれ発表+討論で3時間半ずつ。お二人とも、お疲れ様でした。
報告の後は、1時間ほどプロジェクトの今後の計画についてブレインストーム。6時にお開きとなった後は、四谷駅北のペルー料理屋で懇親会。さらにもう一軒寄って、11時頃にお開きに。ちなみに、小生とは違ってとってもタフな生活をしている共同研究者の某S氏は、明朝から水曜まで2泊4日でフィンランド出張だそうだ。「まだヘルシンキのグルメ情報のリサーチが終わってない」と言ってたが、間に合ったかな?(笑)

 

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