写真をとり忘れたのだけど、今宵のメニューはオリジナルの「春近し淡雪ソースのパスタ」。大根おろし+豆乳をソースにして、ソテーした小松菜をあわせてもの。「淡雪」というには、ちょっと大根おろしが多めだったが、とても美味しくできた。
レシピ
・大根 … 半分の長さ
・豆乳 … 300cc
・小松菜 … 5株くらい (そろそろ菜の花なんかもいいかも)
・にんにく … 1つ
・鷹のつめ … 1つ (種はとっておく)
・レモンエッセンス … 小さじ2くらい (もちろんレモンを絞ってもOK)
・バルサミコ酢 … 大さじ1くらい
・塩 … 3つまみくらい
これらのうち、レモンエッセンス、バルサミコ酢、塩は、味見しながらテキトーに入れたので、上の分量はおおまかな目安です。大根おろしは火を通すと意外に甘味が出るので、塩加減は「ちょっと多いかな?」くらいでちょうどいいです。
作り方
- まず小松菜を、食べやすいサイズに切る。これを「植竹式ソテー」(※)をする。この間に、パスタ用のお湯をわかしておく。
- お湯が沸騰したらパスタをゆでる。もちろんアルデンテで。1.6mmのものなら7分で。
- フライパンにオリーブオイルをひき、鷹のつめと刻んだにんにくを入れて、中火で暖める。にんにくが焦げ始める手前くらいで、やや強火にして、大根おろしを入れる。
- 大根おろしに火が通ってきたら、豆乳を注ぎ、塩、レモンエッセンス、バルサミコで味を整える。味の決め手は、鷹のつめの辛味と、レモンエッセンス、バルサミコ酢の酸味+コクです。これが弱いと、甘ったるいパンチのない味になってしまいます。
- ゆであがったパスタを入れてソースとからめる。
- お皿に、まずはパスタを盛り付け、その上にソテーした小松菜を並べ、最後にソースをかける。(見栄え的には、ソースの上にも少量、小松菜をのせるときれいかも。)
※植竹式ソテー
『イタリアン精進レシピ〈2〉』 (植竹隆政、本願寺出版社、2004年)が紹介している植竹式ソテー。「炒める」のではなく、野菜等の素材を「焼き上げる」調理法。野菜は水に浸したり茹でたりせず、生から焼く。水分とともにアクも飛んでしまい、旨味が凝縮されます。手順は以下のとおり。
- 鉄製のフライパンなら、から焼きして熱くする。テフロン加工なら、素材を並べてから火にかけてもOK。
- 素材を重ならないように並べる。(重なり合うと水分がうまく飛ばない)
- 素材の両面を焼いて水分を飛ばす。(確認は押さえた時の「しんなり」感を目安に。焦げ色がついて◎)
- オリーブオイル(エクストラ・ヴァージン)を素材に直接かからないように注す。(ディスペンサーがない場合は、フライパンの縁から回し入れる)
- 何度かひっくり返す。(油の場所に素材を持っていき、からませる。最後に油がほぼ残らないのがベスト)
- 塩を少々ふる。
現場写真
風があって意外と寒い一日でした。 先日川に落ちたハンナさんをお風呂に入れまし