明日・明後日の土日、京大で「京都社会フォーラム」というイベントがあります。
他国で行われてる社会フォーラムと較べると、規模も小さいし、参加団体もなんだか偏ってる(たとえば環境系が少ない)気もしないではありませんが(苦笑)、まぁ、とりあえず本邦初の社会フォーラム。
京都社会フォーラム(KSF)
開催日時:12/11(土)13:00-19:00 12/12(日)10:00-17:00
京都大学本部キャンパス
リストラ、年金、環境破壊、戦争…。いまの世界は私たちを悩ます問題でいっぱい! その解決に取り組んでる個人・グループ・団体が、それぞれの問題意識や経験を持ちよって自由に交流する場――それが「社会フォーラム」です。オープンな討論をつうじて、「もうひとつの世界」への対案をつくりだすことをめざしています。
2001年にブラジルで開かれた「第1回・世界社会フォーラム」を皮切りに、世界各地で開催されている「社会フォーラム」。「京都社会フォーラム」は日本で初めての社会フォーラムです!
(京都社会フォーラム(KSF)公式サイトより)
以下はプログラム。
私も、一部、司会役で出ます。(そのため明朝は始発便で北海道から帰らねばならない。)
11日
12:00 会場オープン
13:00 メイン企画
基調講演:
山家悠紀夫さん「日本経済の動向と『構造改革』の問題点」
吾郷健二さん「ラテンアメリカの社会運動から私たちが学ぶもの」
京都で様々な運動に取り組む方々からのリレートーク、会場参加者の自由な討論
講演者プロフィール:
- 山家悠紀夫(やんべ・ゆきお)
1940年愛媛県生まれ。第一勧銀総合研究所を経て2001年4月から2004年9月まで神戸大学大学院経済学研究科教授。著書に『「構造改革」という幻想』(2001、岩波書店)など。 - 吾郷健二(あごう・けんじ)
1940年大阪府生まれ。現在、西南学院大学経済学部教授。著書に『グローバリゼーションと発展途上国』(2003、コモンズ)など。
「京都社会フォーラム」の最大の目的は、京都に存在する様々な運動の間に、取り組む課題、立場、活動スタイルなどの垣根を越えた交流の場をつくりだすことです。そこでの交流を通じて形成される緩やかなつながりこそが、「よりよい京都」そして「もうひとつの世界」をつくりだす確かな力となるはずです。このような目的をふまえて、11日に開会式を兼ねて行われるメイン企画(全体で3時間半程度)については、たんなる講演会ということでなく、参加者相互が自由に討論できるものとして、各分野の運動が有意義な交流をはかれるような場として設定したいと考えています。
●交流会
11日の夕方には、「京都社会フォーラム」の場に集った人たちの交流・情報交換を目的として、お茶会あるいは立食パーティー形式の交流会を行う予定です。音楽ライブや絵画の展示など、文化企画的要素も盛り込みたいと考えています。会場については、生協の吉田食堂を確保しています。
●ワークショップ
様々な団体・グループ・個人から、日頃の活動の様子や経験、問題意識などを、講演会、シンポジウム、討論会、展示など、それぞれの形で持ち寄っていただきます。現在のところ、およそ20のワークショップが計画されています。
●ブース・模擬店など
ブースや模擬店などの参加も募集します。場所としては、文学部東館の中庭を利用するのが最適だと思われます(別資料の建物配置図参照)。
●スローフードカフェ
12日の昼食の時間帯には、参加者への食事提供の場として、また、「もうひとつの世界」へつながるスローフードの体験の場として、スローフードカフェを設ける予定です。国産の旬の素材を用いたメニューをできる限り低価格にて提供したいと考えています。
12日
ワークショップ&ブース
■午前・午後
「ラテンアメリカフォーラム」(ジュビリー関西ネットワーク)
「地域経済を支える京のもの作り職人達:生産品の展示と懇談」(京都府商工団体連
合会)
「食、農、暮らし――食からの提言(飢餓問題を考える)――槌田劭さん講演&ビデ
オ上映」(安全農産供給センター)
「『人らしく生きよう――国労冬物語』『人らしく生きよう――新たな出発』上映
会」(闘う国労闘争団を支援する京都の会)
■午前(10:00-12:00)
「通貨取引税――市場の暴走に対する国際市民社会からの提案」(ATTAC日本ネット
ワーク)
「『ブッシュを倒せ!』上映会」(マブイ・シネコープ)
■午後(13:00-15:30)
「検証! 女性国際戦犯法廷番組改ざん事件――NHK裁判ってご存知ですか?――西
野瑠美子さん、板垣竜太さん講演」(NHK裁判を知って広げる会)
「郵政民営化――公共サービスを守るための労働者・利用者・社会運動団体の共闘は
可能か」(ATTAC日本ネットワーク)
「今、注目の朝鮮半島と東北アジアはどうなる――激動の韓国からの報告・面川誠
「しんぶん赤旗」記者(朝鮮半島担当)講演」(日朝協会・つなぐネット・自治体要
求連絡会)
「私たちのすぐそばに、助けを求めてやってきた難民がいる・・・」(RAFIQ)
「クマはなぜ町にやってくる?――地球温暖化と生きものたち」(北山の自然と文化
をまもる会)
「青年雇用問題と労働運動」(青年の労働運動が必要だと思っている有志)
●NGO・市民運動交流ブース
憲法署名実行委員会
BSE市民ネットワーク
京都教職員組合
アジア共同行動・京都
労働相談などなど
京大フレンチは大盛況
京都大学キャンパス内にあるフランス料理店の噂は聞いていた。でも京大は広いし、どこにあるものやら。探すのが面倒、億劫で、敬遠していた。とはいえ、あちこちで評判を聞くと一度は行ってみなくては。というわけで、きょう行ってきた。時計台記念館にある「La Tour」。…