米軍がホロコースト隠しをする怖れ―ファルージャが米軍の「プロパガンダの中心」に

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悪い予感がしている。ただの予感だけで終わってくれるといいのだけど。
今回の大規模攻撃が終わった後、米軍は、死体をすべて消し去り、「ホロコースト隠し」をするかもしれない。
かつてナチス・ドイツは、アウシュビッツその他の強制収容所で、巨大な穴を掘って累々とした屍を隠していた。当時とは比べ物にならないくらい巨大な破壊力をもっている米軍の場合は、これに輪をかけて、たとえば大型爆弾かなにかで死体をすべて焼き尽くし灰塵にすることで、ホロコーストはなかったことにしてしまうかもしれない。むき出しの物理的暴力を使ったハイテク歴史修正主義だ。
すべての屍を集めるのは大変だとすれば、とりあえず女性や子どものだけを、そうするかもしれない。男性の死体は放置しておいても、「テロリスト」だということにしておけば、文字通り「死人に口なし」だからだ。あるいは小型核兵器――まだ実用化されていないとすれば戦域核――を使って、街を放射能で汚染し、戦後に人が入れないようにするということも考えられるし、単に米軍管理下に置いて立ち入り禁止地域にするだけのことかもしれない。
今回米軍は、「病院はプロパガンダの中心だ」といって病院を占拠している(←これは端的にジュネーブ条約違反だ)。被害者の数が知れ渡り、イラク全土に憤激が広がらないようにするための情報戦としての措置である。しかし攻撃中はそうやって事実を隠しおおせても、戦後にファルージャの住民が街に戻り、医師やジャーナリストがやってくれば、遅かれ早かれ事実がバレて、イラク全土、世界世論の怒りを招くことになる。だから、そうならないように、そもそもの動かぬ証拠そのものを消し去ることを、米軍はやってしまうかもしれない。要するに、ファルージャで死んだのはすべて凶悪なテロリストであり、民間人の被害は最小限に抑えたということにして、ファルージャの街そのものを、「米軍のプロパガンダの中心」にしてしまうかもしれない。
これはただの杞憂や妄想にすぎないのだろうか?
しかし、それよりもなによりも、早く攻撃をやめてくれ。。

 

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2件のコメント

  1. ファルージャで起きている事から思考する

    米軍などファルージャ中心部に迫る 武装勢力各地で攻撃ファルージャ総攻撃 イラク宗教勢力が反発強める 米軍がファルージャへの攻勢を強めている。圧倒的火力と軍隊でファルージャは押し包まれようとしている。一般市民の多くは既にファルージャの外へ避難しているが

  2. 【ファルージャ】敵をいぶり出すか、皆殺しにするまで撤退しない

    【歴史ある101空挺部隊、米軍の中でも一番人殺しが旨い連中だ】 【この人はその後どうなったのか?】 【イラク人の子供なんぞ犬畜生以下と思ってるんだろう】 【1万円もしないRPGで高価なヘリを撃墜する聖戦士

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