イラク攻撃激化に反対する署名とバグダッド市民からの緊急メール

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迫りつつあるファルージャ大規模攻撃ほか、米軍のイラク攻撃激化に反対するオンライン署名が始まっています。今回の攻撃は800人以上の犠牲者を出した4月の攻撃を上回る規模の住民虐殺が懸念されています。すでに総攻撃に先駆け、現地時間で6日夜、過去半年で最大規模とされる空爆を行い、病院――米軍いわく「武装勢力の武器庫」――などを破壊、市民12名が犠牲になったと報じられています(記事)。
署名はバートランド・ラッセル法廷によるもので、『ファルージャ 2004年4月』(現代企画室)の共訳者のブログFalluja, April 2004 – the bookに説明があります。

また、同じくFalluja, April 2004 – the bookには、駐日米国大使ハワード・ベーカー・Jrに向けた「攻撃をしないよう求める手紙・FAX」も提案されています。
すでに日本のマスコミも報道してますが、イラク暫定政府は、7日、北部クルド人自治区を除くイラク全土に、60日間の非常事態宣言を出しました。(←「非戦闘地域」のはずのサマワも入ってるわけだ。)
また、共同通信によれば、ファルージャの武装勢力側も、多数の自動車爆弾や自爆志願兵、地対空ミサイル、猛毒の化学物質を取り付けたミサイル(←おいおい、そんなもんどこから用意したんだ?)などを既に配置し、開戦に備えているとのこと。脱出できず、まだ街に残っている一般市民への両勢力の衝突による被害が懸念されます。
それから、以下は、アンマン滞在中の原文次郎さんという日本国際ボランティアセンター/イラク現地調整員の方の翻訳による「バグダッド市民からの緊急メール:囚われのファルージャ」です。(転送・転載可だそうです。)

バグダッド市民からの緊急メール:Kidnapping of Faluja
囚われのファルージャ
http://ac-net.org/honor/doc/041107-kidnapping-faluja.php


誰もが、全てのものがファルージャで囚われの身になっている。女性、子ども、家族、歴史、人間性、そして平和が。そして世界は米陸軍部隊が市民を殺す様子、どんな軍用機が使われるのか、どんな兵器がファルージャで試されるのかをただ見ているだけだ。世界は死に体になっていて、いなかる感情も、反応も示さない。

あなたはファルージャが意味するものを知っていますか?それはこの世界のどの都市にも当てはまることです。それはヒロシマであり、カブールであり、ファルージャは人間性の漆黒の将来‐民主制と平和の名のもとに行われる殺戮を意味します。ファルージャはファルージャの人々のもとにあるものを意味するだけではありません。ファルージャはこんにちの世界のシンボルなのです。大魚が小魚を食べてしまうような世界の。

沈黙を保っていると、あなた方の街が、あなた方の歴史が次の番です。いかにして最新の技術が容易に無実の子どもたちや脆弱な人々を殺せるのかを見続けなさい。そして次はあなた方の番です。

誰でも、きょうの犯罪に否定的な立場を取る人々が、歴史と人間性の前に照らして、(あすには)この犯罪に手を貸す者になるのです。誰も臆病さやおびえを免罪にはしないのです。それが、シェイクスピアの言うところの「なすべきか、なさざるべきか」という問題なのです。

ファルージャはわれわれの嘆きを期待していません。ファルージャはすべての良心を呼び覚ますような強い叫びを必要としているのです。


Every Body, every thing is kidnapped in Faluja, Women, Children, families, history humanity and peace. And the world is only watching, how the US army will kill civilian, and what military plane will be used. What weapons will be tested in Faluja. The world is become just dead body has no feelings, and no any reaction.

Do you know what Faluja mean, it mean every city in this world. It means Hiroshima, Kabul. Faluja means the black future of humanity and the killing by the name of democratic and peace. Faluja isn’t belonging to Faluja people only; it is the symbol for today’s world. The big fish eat the small one.

Keep client and your city will be the next, and your history will be the next. Keep watching how the new technology can very easily kill the innocent kids and week people. Then the next will be you.

Every body with negative stance from today’s crime, he will be partner in this crime, in front of history and humanity. Nobody will excuse the cowards or the scared. It is as Shakespeare said “TO BE OR NOT TO BE “

Faluja not expecting cry from us, Faluja need strong shriek…..to make all consciences wake up.

 

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5件のコメント

  1. イラク・非常事態宣言

     イラク暫定政府は7日、北部クルド地区を除く全土に住民の移動などを制限できる60日間の非常事態宣言を初めて出した。・・・アメリカはイラク人にイラク人を殺させるつもりのようだ。

  2. 米軍、ファルージャ攻撃開始か=攻撃激化に反対するオンライン署名

    米軍、ファルージャに突入 総合病院を占拠 (朝日新聞) – from goo …

  3. 何故、殺されねばならない?

    遂に始まってしまった。
    ファッルージャへの総攻撃。
    最早言葉も無い。
    春に大規模な戦闘があり、その際に無実の、しかも大量の民間人を虐殺したばかりではないのか。
    そしてその行為は世界的な反発を呼び起こし、国連などでも批判されたのではなかったか。
    何故、大手メ…

  4. でっち上げの戦争は即刻やめよ

    でっち上げの戦争だったことはもうはっきりしたのに、何でマスコミは非難しないんだ? 「大量破壊兵器」も「ウサマ・ビン・ラディン」もそして「ザルカウィ」も もう同じネタで騙される(ふりをする)のはやめにしませんか。 私が知る限り「ザルカウィ」に対する疑義をマ…

  5. ファルージャを救わなければ

    ファルージャ、ラマディへの総攻撃を何としても止めなくてはなりません。どうか皆さん、米・英の言う「テロリスト」という言葉に騙されないで!ひるまないで!彼らは「アル・ザカウィ」の名前を第二の「大量破壊兵器」として利用し、それを口実にファルージャへの総攻撃、…

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