昨日の米国BSE牛出荷問題の続報。感染牛肉を食べてしまった人がいるということか。
感染肉骨粉をアジアへ出荷 米BSE、途中で回収処分(共同通信10月22日)
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また感染牛肉に対して回収処分(リコール)が実施されたにもかかわらず、卸売りから小売り段階でほかの牛肉と混ざって販売されたため、最終的にどの程度の感染牛肉が米国内で消費されたか把握できなかったことも明らかになった。
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アメリカは、この感染牛が見つかるまで特定危険部位を除去していない。検査した時に除去したかもしれないが、検査に使用する以外の部分はどうなったのだろう?また危険部位除去をやっていないということは、解体のときに危険部位の中身が他の部分に飛び散って汚染したことも考えられる。
初めてゆえの失態と見なせなくもないが、やっぱりやばいよなぁ、USビーフ。
こんにちは。
いま、テレビを見ていたら、「アメリカ牛来春には輸入再開」と。一瞬、我が耳を疑っていました。感染牛の米国市場への流出、肉骨粉の飼料への混入問題が、最近になって出てきて、疑惑は解明どころか、ますます深くなってきてます。そんなときの『政治決着』か?と・・・国がしっかりしてくれないと、わが身は守れません。
私の見間違いであればいいのですが。
nanayaさん、こんにちは。
あとでエントリーに書こうとおもってますが、あいかわらず「検査緩和」「月齢確認」に焦点を当てつつも、今回はさすがにマスコミも「危険部位除去」の話も取り上げてますね。
だけど、一番肝心な飼料規制については何も書いてない。政府の交渉でも出なかったのか、それともマスコミが相変わらずタコなのか。。(それとも意図的に無視?)
今日のニュースだと、「来年7月頃に再開見通し」なんて報道されてましたね。危険部位除去や飼料規制、それからそれらを行うアメリカの精肉業界の労働現場の実態を考えたら、1年や2年で、日本と同レベルの水準には、とてもじゃないけど、達せるとは思えないんですけどね。
きっとアメリカは、この話を持ち帰って「来年7月に再開決定」なんて誇大広告打って、大統領選への手土産にするんでしょうね。鬱。