昨夜のどこかのニュースで、美浜原発の事故現場の写真(動画もあったかな?)が「社民党提供」となっているのを見て、「社民党、いい仕事してるじゃん」と思っていたのだが、これには、次のようなステキなエピソードがあったようだ。
社民調査団が現場写真公開 関電、回収求め押し問答 (福井新聞2004.8.12)
美浜原発死傷事故で十一日、現場を視察した社民党調査団が撮影した写真を報道陣に公開した。この際、関西電力が回収を求め押し問答となる一幕があった。
問題となったのは、福島瑞穂党首らの調査団が、3号機タービン建屋で撮影した破損配管など十数枚の写真。調査団が報道陣に公開した後、関電が回収を求めた。
調査団は「現場のありのままの様子を伝える写真なのに、関電は地元住民の不安を全く理解していない」と反発し、回収を拒否した。
その他、地元福井新聞の事故報道は、下記のページに特集されている。
福井新聞: 美浜原発3号機死傷事故
他方、関西電力の事故関連の情報は下記ページに公開されている。
関西電力: 美浜発電所3号機事故について
関電側の主張を一切載せていない、一方的な記事じゃないですかこれは。
『何故、写真撮影を禁止したのか』。それを書いてこその、公正な記事ってもんです。
所で、『福井新聞の美浜原発事故の報道』にも、言わせて頂きます。
私にはこの新聞の報道体制は、「徒に事故の恐怖を煽り、反原発・反体制姿勢を蔓延させているだけ」としか思えません。
事故が起きた時、市民に的確な情報公開を行うのがマスコミの役目です。ですが福井新聞は『原発叩き・政府叩き』をやるだけで、『今原発がどんな状況なのか・安全なのか』など、我々が真に知りたい情報を、全く言っていいほど出していません。
これは困ります。
『事故による風評被害』とも言っていますが、半分は不安を煽った、新聞社の責任とも言えます。