今日はどんなサプライズ(=ナイトメア)が待っているのか?

7月9日の朝が来た。参院選2日前。小泉首相が、外務省に恫喝まがいのハッパかけをして参院選前にセットさせた曽我さん家族の再会の日だ。もちろん、再会そのものは喜ばしいことだし、赤の他人の小生も「よかったね」と心から思う。そりゃ当たり前。だけど、この余りに露骨な政治利用には、ほんと反吐が出る。

改憲・教育基本法改正で少年犯罪は減らせるか?―加害少女の詩

長崎県佐世保市で起きた小学6年女児殺害事件の際、たまたま同日、同市にいた自民党の安倍幹事長は講演で「大変残念な事件があった。大切なのは教育だ。子供たちに命の大切さを教え、私たちが生まれたこの国、この郷土のすばらしさを教えてゆくことが大切だ」と述べたうえで、教育基本法改正の必要性を強調したと伝えられている(参照記事とそのミラー)。

試されているのは想像力!

二つ前のエントリー「寝言ならいいけど・・自民憲法改正案つづき」で、右寄りな改憲論者たちは、「日本を戦前みたいな軍国主義国家にしてやろう」など大それたことは考えていないかもしれないと書いたが、こと9条改正=集団的自衛権確保に関しては、はっきりした目的があるかもしれない。その背後にあるのは、経済のグローバル化を背景にした経済界の思惑である。ま、ひとことでいえば「浅ましい」話だ。