げんなりするのが多い中で、思わずホンワリしたニュース。
利口な犬は200語分かり、「物に名前」も理解 ドイツ
犬は「お座り」「お手」などを理解するだけではなく、基礎的な言語能力を備えている――。ドイツの研究チームが、ある犬を調べたところ、約200語の語彙(ごい)があり、物にはすべて名前があると理解するなど、言語を操る前提となる能力をある程度備えていることが分かった。11日付の米科学誌サイエンスに発表する。
独マックスプランク研究所のチームが注目したのは、現在9歳のオスのボーダーコリー犬「リコ」。生後10カ月から、飼い主に「ボールを取って来い」などと訓練され、白ウサギ人形の「シリーキッド」などおもちゃなどに付けられた名前を覚え始めた。研究チームは、リコが飼い主の表情を見て物を選ばないよう、隣の部屋に置いた物を取って来るように命じる実験をし、9割以上の正解率を得た。ボールや靴下、バナナなど約200種類の名前を覚えていることが確かめられた。 (以下略)
性格はいいけどちょっとおばかなうちの子(ハンナ)を見てても、ちょっと納得しちゃう話だなぁ。
ハンナも、「さんぽ」、「おやつ」という言葉に正確に反応する(おやつについては「やつ」でも反応する)のはもちろんのこと、人間がオモチャにつけた名前を覚えていて、たとえば「プー子ちゃんどこ?」と聞くと、きょろきょろっとあたりを見渡し、見つけるとビュンと飛びついて遊び始めたりする。こちらの何気ない目線を察知してるのかと思いきや、別の部屋に置いてあってもちゃんと取ってくる。
ずっと前にも、こんなことがあった。翌々日から韓国に出張という夜に、ハンナがやたらじゃれてきたとき、ちょっと忙しかったので「わかった。じゃあ明日の夜は深夜の散歩に行こう。約束な!」といっておいた。そしたら翌日、夜もすっかり更けた頃、突然ハンナがやってきて、チラチラ玄関に目をやりながら、おねだりしてきたのだ。ただの偶然かもしれないのだけど、とりあえず「約束憶えてたんだね」ということで、思いっきりホメてあげて、二人(?)で近所を深夜徘徊。
まぁ、犬好きは誰でもそう思うんだろうけど、それ以来、ハンナに話しかけるときは、こっちのいうことを分かってるかもしれない、わかってるだろうという前提で話すようになっている。