STS学会シンポジウム「研究者のキャリアパス」

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私が所属しているSTS学会(科学技術社会論学会)のシンポジウムの案内です。(転送・転載歓迎!)


科学技術社会論学会では、下記のようなシンポジウムを計画しています。大学院の急速な拡大による院生の増大、そして研究者の任期付き雇用の広まりから、若手研究者の「使い捨て」の風潮が現れているのは危惧すべき事態です。このような状況をどう考え、打開すべきか。会員内外からのシンポジウムへのご参加、問題提起を歓迎します。
 なお、このメールは回覧自由ですので、みなさまの関係されるメーリングリ ストへのご回覧をお願いします。
科学技術社会論学会主催シンポジウム「研究者のキャリアパス」


日時:2004年7月10日(土) 12時30分から午後6時30分
会場:東京工業大学大岡山キャンパス 西9号館デジタル多目的ホール
    東京都目黒区大岡山2丁目12番1号
    東急目黒線(旧・目蒲線)または東急大井町線、大岡山駅下車徒歩5分
後援:総合研究大学院大学ほかを予定
    (講演者、講演題目は変更される可能性もあります)
<趣旨>
科学・技術を含む学術のほとんどの分野で、研究者のキャリアパスが競争的、流動的な方向へ大きく変動している。研究の活性化を目的とするこれらの改革が、一方ではポストポスドク問題など、混乱をもたらしている。現状を把握し、学術の将来設計、社会における研究者の役割、大学院の改革など の観点から問題点を整理し、コンセンサスを得られるような提言を目指す。科学技術社会論学会会員、非会員を問わず、さまざまな視点からの発言を歓迎します。
<プログラム>
12:30-12:40 「このシンポジウムのねらい」平田光司(総合研究大学院大学)
12:40-13:00 「研究者のキャリアパス問題とは何か」小林信一(筑波大学)
13:00-13:20 「研究者育成策の現状、および検討課題」倉持隆雄(文部科学省)
13:20-13:40 「博士課程の悪循環──産学連携の視点から」
        西村吉雄(技術ジャーナリスト、東京工業大学監事)
13:40-14:00 質疑応答
14:00-14:20   休憩
14:20-14:35 「素粒子・原子核若手の現状」 佐藤丈(埼玉大学)
14:35-14:50 「生物学若手の現状」 白楽ロックビル(お茶の水女子大学)
14:50-15:05 「女性研究者の現状」 郷通子(長浜バイオ大学)
15:05-15:20 「『理系白書』にみるキャリアパス問題」元村有希子(毎日新聞)
15:20-15:40  質疑応答
15:40-16:00  休憩
16:00-17:00  問題提起(公募により6件程度)
17:00-17:20  休憩
17:20-18:20  討議
18:20-18:30 「研究者のキャリアパスとSTS」
        塚原修一(学会会長・国立教育政策研究所)
18:40-  懇親会(参加費2000円) 東京工業大学生協第一食堂
<参加お申し込み>
参加ご希望の方は、6月30日までに、下記メールアドレスに
(1)氏名   (2)所属    (3)科学技術社会論学会のメンバーか否か
(4)懇親会に参加する、しない
を送ってください。また、さらに
(5)シンポジウムに参加するだけでなく、積極的に問題提起等なさりたい方は、発表タイトルと概要(500-1000文字程度)をお知らせください(講演録の一部としてインターネット等で公開する方向で検討します)。ご意見を発表していただけるかは、全体のバランス等を主催者側で考慮した上で7月1日以降メールでお知らせします。
連絡先
STS学会シンポジウム係 sts-symposium@esp.titech.ac.jp


 

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