Winny制作者タイホ

投稿者:

午後、東京に向かう新幹線の中で知ったWinny制作者の逮捕(著作権法違反幇助罪)のニュース。
これって、たとえば、包丁を作っている人が殺人幇助罪に問われるようなものだと思うんだが、どうなのか?著作権法違反が「故意」かどうかがポイントみたいだが。
今日、とある研究会の後の飲み会で東浩紀氏が言っていたのだが、日本の警察あるいは、より広くは規制官庁や政府のやり方というのは、インターネット(とくにWinnyのようなP2Pコミュニケーション)という新しいコミュニケーション形態/空間の展開と可能性を無視して、無理矢理旧来の枠組みを当てはめているように見える。現実をふまえた上での新しい著作権保護の法整備と、共通のプラットフォームになるような技術基盤の整備を進めるべきなんじゃないか?
たとえば音楽CDのCCCD規格のように、音質を落としてまで保護を行おうとするのはいかがなものか?パソコンで聞くためにもSONY規格のソフトを必要とし、外部ストレージもSONYのメモリスティックだけ対応とか、メーカー間の汎用性・互換性のあるMP3やWMAに落として、自分用のベストアルバムを編集し、パソコンや他メーカーのMP3/WMAオーディオ機器で聞くことができないとか、著作権保護の名を借りた技術の独占みたいなことをやっていくのが健全なことなのか。まぁ、SONYの戦略としては、そうやってデファクト・スタンダード競争をしているつもりなのかもしれないが、ユーザーの利便性というのが無視されているように思う。
CCCDの問題については、小生もよく分からんことが多いので、上に書いたことは勝手な思いこみが多いかもしれない。とりあえずmuplus.net : CCCD Channel というブログが詳しそうだ(CCCD FAQというページもある)。
====================================
う~、それにしても今夜は飲み過ぎた。風呂に入って、ようやくアルコールが抜けてきたので、これから二つほど仕事。しかし明日は昼までに京都に戻って授業をしなくちゃいけない。何時間寝れるだろうか。。。

 

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...