コリン・コバヤシさんからの続報(午前3時現在)。ほんと間もなくなのかな。。
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情報の混乱を避ける目的で書きます。
仲介者として登場したミズヘル・アル・ドレイミ(緊急声明4で仏語式にミュ ズヘール・アル・デライミと書いてしまいましたが)は、謎が多く、ペテン師といわれている人物で、1991年、サダム・フセインのボディーガードだと称し て、フランス・テレビTF1のスター的ニュース・プレゼンテーター、パトリッ ク・ポワーヴル・ダルヴォールのニュース番組に登場し、キャピテン・カリム と名乗った人物です。後日、それが真っ赤なウソだということがわかり、彼のいうことに同意を与えていたパトリック・ポワーヴル・ダルヴォールも事実ねつ造の嫌疑をかけられて裁判沙汰になりました。その後、この男は企業家と自称して、あちこちのメディアに顔を出し、現在ではイラクで、<イラク人権擁護団体>の市民反戦活動家と自称しています。しかし、裏ではCPAのポール・ ブレーマーとも繋がっているとまで指摘されています。
フランスでは、ペテン師として知る人の間では有名です。
読売のサイトが日本時間深夜1時頃に彼の声明を流しましたが、しかし、この仲介役といわれた男も、現在、拉致グループから追い出されました。私たちの市民のネットワークが信頼されたのです。一時はこのペテン師が登場したことで、事態の推移をたいへん危惧しましたが、まもなく、何事もなければ解放されるはずです。そして多くの真実がわかるでしょう。
仲間の三人は元気で、客人として接待されているということです。
取り急ぎ。
グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ
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ちなみに上で言及されてる読売の記事はこちら。
「“交渉役”ドレイミ氏、楽観見通しも」
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040412i212.htm
コバヤシさんの記述通りだとすると、読売、なんだか間抜けだな~。(特に以下のくだり:同氏はファルージャ一帯に居住する有力部族ドレイミ部族の一員で、同部族内での影響力は高く、アラブ要人とのパイプも太いとされる。1991年の湾岸戦争後、パリに本拠を置く「イラク人権擁護協会」に合流、旧フセイン政権に対する反体制運動に身を投じた。イラク戦争前後から、米国主導のイラク再建に反対し、占領反対の国内民族主義勢力結集を図っている。)
それと、参考ながら、今回の一連の人質事件の直接の背景といわれるファルージャの惨劇の一端(ほんの一端だろう)を(心臓の弱い人はご注意を)。
http://english.aljazeera.net/InPictures/Falluja-Siege07-04-20041.htm
あと、これも読んでおいた方がいい。
「私たちはファルージャをどう捉えるべきか~ 93年ソマリアでの虐殺の忘却を繰り返すな~」
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ところで、一昨日ニュースになった「日本人を含めた30人の外国人が拘束」の話はどうなったのだろう?犯人グループたちの映像付きだったが、ガセだったのか?日本人はいないと確認されたのか?