2005年03月10日

アクリルアミドの情報サイト

アクリルアミドに関する情報が集められたサイトを見つけたので、メモ。

後者のサイトのうち、とくにAcrylamide Formation/Reductionのページには、アクリルアミドの生成と削減に関する研究論文や報告、会議情報などのリンク・リストがある。

それと、アクリルアミドの生成・起源に関して、一昨日のエントリーにも追記として加えておいたポリアクリルアミドの熱分解に関する情報も再録しておく。

Posted by hirakawa at 22:04 | Category: 食品安全・食糧問題 | Comments (0) | TrackBack (0)

2005年03月08日

アクリルアミド毒性についての国連報告(追記3/10)

先月、ここでも紹介した食品中のアクリルアミドの毒性の問題で、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の食品添加物合同専門委員会JECFA(Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives)が、「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」と勧告する報告書を公表した。

食品アクリルアミド低減を 国連専門委「有害の恐れ」
【ワシントン6日共同】フライドポテトなど炭水化物が多い高温加熱食品に“副産物”として含まれる化学物質アクリルアミドについて、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同専門委員会は6日までに「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」とする勧告をまとめた。
 各国の食品規制当局に対し、大幅に低減させる技術を早急に導入するよう食品業界に促すことを求めている。・・・(共同通信) - 3月7日7時51分更新

WHOによるプレスリリースと報告書(概要)はこちら。

プレスリリース: Acrylamide levels in food should be reduced because of public health concern says UN expert committee
報告書(概要): Sixty-fourth meeting, Rome, 8-17 February 2005 - Contaminants [pdf 287kb]

また報告書のアクリルアミドに関する要約部分については、食品安全情報blogさんが訳して下さっている。

2005年2月8日から17日にローマで開催された第64回JECFA会合の要約
Posted by hirakawa at 18:17 | Category: 食品安全・食糧問題 | Comments (0) | TrackBack (1)

2005年02月08日

SPRU訪問(続)―アクリルアミド

昨日の夕方モブログしたエントリーで書いたアクリルアミドの話。

厚生労働省の

加工食品中アクリルアミドに関するQ&A

にもあるように、アクリルアミドは、主に紙力増強剤、合成樹脂、合成繊維、排水中等の沈殿物凝集剤、土壌改良剤、接着剤、塗料、土壌安定剤らの原料として用いられているものだが、これが今、各国で話題になってるのは、それが、イモ類など炭水化物を多く含むものを油で揚げたときにも副生成物として発生してしまうことが、昨年4月にスウェーデン食品庁とストックホルム大学の共同研究で明らかになったからだ。上記のような産業用とのモノに暴露されなくても、フライドポテトなどで日常的に摂取してしまうというわけだ。その健康影響としては現在のところ、次のようなことが考えられている。

Posted by hirakawa at 13:43 | Category: 食品安全・食糧問題 | Comments (0) | TrackBack (1)

2005年01月31日

食品安全情報blog

以前にインタヴューしていただいたサイエンスライターの松永和紀さんのコラム、フードサイエンスの記事「松永和紀のアグリ話●食品安全関係者必見!お役立ちブログ」に紹介されていたスグレもののブログ。

食品安全情報blog

厚生労働省系の「国立医薬品食品衛生研究所」安全情報部の主任研究官、畝山智香子さんによるもので、世界各国の行政機関、研究機関のプレスリリース、学術雑誌に載っている論文などのエッセンスとリンクの紹介記事が満載。これは役立つ。

Posted by hirakawa at 15:11 | Category: 食品安全・食糧問題 | Comments (0) | TrackBack (0)

2004年12月30日

スーパーサイズ・ミー〜過剰の連鎖に支えられた日常

しばらく前にここでも紹介した映画スーパーサイズ・ミーを昨日観てきた。場所は今月スタートしたばかりのCOCON烏丸3Fの京都シネマ。ファンデーだったこともあってか、客席は9割近く埋まっていた。

少女たちが肥りすぎをファストフードのせいだとしてマクドナルドを訴えたというニュースを見たのをきっかけに、監督兼主役のスパーロックが、30日間、一日三食マクドナルドで食べつづけ、体がどうなるかを確かめる実験を行い、それとともに各地に赴き、超肥満大国アメリカの食文化の実態をインタヴューや取材を通じて映し出していく。

観終わっての感想は「アメリカ、病んでるなぁ」に尽きる。それは、単に超肥満大国という健康面での病いだけの話じゃない。確かにアメリカに行くと、「成人の60%が肥満」というのがよくわかるほど、街にはデブが多い。しかもハンパなサイズじゃない。日本じゃ滅多にお目にかかることのできないブヨブヨの肉風船に手足が申し訳程度生えたような、まさに病的な超肥満体が、1ブロック歩くだけで数人はすれ違う。家族揃って――ペットの犬も含めて――みんな超デブというのもいる。映画の中でもいろんなシーンで登場しているが、あれは別に演出ではないだろう。極めてありふれたアメリカの風景なのだ。そしてその結果、糖尿病や心臓疾患、肝臓病などの病がどんどん蔓延していく。

しかしもっと病んでいると思われたのは、そこまで人々を肥らせるジャンクフード=ファストフード食品業界の現状。その深刻さは「グロテスク」としかいいようがない。

Posted by hirakawa at 21:47 | Category: 食品安全・食糧問題 | Comments (0) | TrackBack (4)

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