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今度は世銀総裁ですか―ブッシュ第1期政権関係者の再就職先

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先々月、UNICEF(国連児童基金)次期事務局長に、米国アグリビジネスの事実上の利益代表にして、米国農務長官を勤めたアン・ベネマン氏が就任予定という、どんよりするニュースがあったばかりだが、今度は世界銀行銀行総裁に、「ネオコン」のウルフォウィッツ米国防副長官が就任するという話。

世銀総裁に『ネオコン』: 米大統領ウルフォウィッツ氏指名 (東京新聞)

この人たち、どこまで世界を食いモノにするつもりだ?ますます途上国の貧困と先進国(特に米国)への恨みをあおって、テロを誘発させ、「対テロ戦争ビジネス」の餌食にするつもりか?究極のマッチ・ポンプだな。

ところでベネマン氏の経歴については、以前にもやや詳しく書いたが、こんな記事もあった。

経済コラムマガジン レーガンの規制緩和の実態 しかし米国の食肉管理が今日のように杜撰になったのは、レーガン時代からである。カータ政権のときに非常に厳しい食品安全基準を制定した。これに対してレーガンがこのような規制を次々と緩和したり撤廃したのである。レーガンの背後には絶大な後援者である精肉業界が控えている。このようなこともあってか大統領は、農務長官になんと全米肉牛協会のトップでカリフォニア出身のリチャード・リンという人物を任命した。この時彼が同郷からスタッフとして連れてきたのがベネマンという女性である。このアン・ベネマン氏こそが現在の米国農務長官である(時々テレビに出てくるちょっと太ったおばさん)。

ソースは、『文芸春秋』2004年3月号に掲載の米国人ジャーナリスト、エリック・シュローサーの記事「米国牛を食べてはいけない」。シュローサー氏はベストセラー『ファストフードが世界を食いつくす』、『ファストフードと狂牛病』の著者で、米国の食肉業界事情の第一人者的ジャーナリスト。この記事には、米国の食肉業界の安全管理の杜撰さと、それと深く癒着・一体化した農務省の実態が示されている。(関連記事:「自信を持って言えるのは彼らが無能だということ」--E.シュローサーひどすぎる米国精肉事情―エリック・シュローサー氏のインタビュー紹介

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このページは、hirakawaが2005年3月17日 18:03に書いたブログ記事です。

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