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「あいのり」が飢餓問題の本質に迫る

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さきほどニュース23を見ていたら、途中にもかかわらず、突然ウチの奥さんがチャンネルを変えた。何かと思ったら、なんと「あいのり」。男女7人のメンバーが恋愛目的で海外バスツアーをするやつだ。普段だったら、絶対見ない番組なのだが、今日は違った。なんと、アフリカの飢餓問題を扱っていたのだ。

メンバーたちは今、アフリカを旅していて、今日の回(247回)の舞台はエチオピア。一年間の国民平均所得は日本円にしてわずか一万円(日本430万円)で、慢性的な食料不足で栄養状態が悪く、飢餓が原因で毎年数万人もの人が命を落としている。 そこでメンバーたちは、アフリカのマザーテレサと呼ばれているアベベック・ゴベナさん(67歳)が営む孤児院を訪れ、アフリカの飢餓の実態、日本など先進国の利害が深く関わる「飢餓はなぜ起こるのか?」を聞かされる。

このてのバラエティ番組で、いったいどこまで突っ込んだ話になっていくんだろうと、若干ハラハラしながら見ていたら、これがけっこうマトモだった。ちゃんと「緑の革命」や「肉食」の問題まで言っている。当然ながらゴベナさん自身の話は、そういう本質に迫るものであるのは間違いないだろうが、編集でカットなんてこともありうるから。

「飢餓はなぜ起こるのか?」とゴベナさんに尋ねられて、メンバーたちは次のように答える。

歯医者「伝染病か何かが広まって、農作物を作るような人達が亡くなって飢餓になってったんじゃないかなと・・・」
瀬里葉「内戦みたいなかたちに、争いがあって作物を育てるような状況になかったんじゃないかなって」
じゅん平「避妊の仕方とか知らなかったりして、子供が一杯になっちゃったりとか、知識がないからそういうのでどんどん、人口が増えちゃったりとかそういうのかもしれない」

まぁ、実に典型的な(ステレオタイプの)答えである。これに対しゴベナさんは、次のように事実を明かす。

アベベック・ゴベナ「飢餓を作った張本人はあなた達日本人を含めた先進国の人達なのです。1960年代、アフリカでは今ほど飢えている人はいませんでした。人々は、昔ながらの伝統的な農業のやり方でトウモロコシや豆など自分の村で食べるだけの食料を作り、自給自足の生活をしていました。お金はなかったけれど、飢餓で死んでいく人は、今よりずっと少なかったのです。ところが、1970年代、農業の仕組みが大きく変わってしまったのです。『緑の革命』で私たちは先進国に騙されたのです」

このあと話は、まず「緑の革命の暴力」に進む。

緑の革命。
 ある日、先進国の人が貧しい国にやってきた。
先進国の人「今までより、たくさん作物が実る種を開発したんです。トウモロコシは2倍、小麦は3倍もとれるんですよ。どうです、これが『緑の革命』ですよ!」
貧しい国の大臣「うん、それは、素晴らしい話だ!」
 こうして貧しい国は新しい品種の種を先進国から買った。
 そして、政府から新しい種を手に入れたお金持ちの地主は、自給自足の生活をしていた人から土地を買い上げ、よりたくさんの作物を収穫するために、大農地を作った。
 しかし、
金持ちの地主「こんな広い土地に水や薬をまくにはどうしても機械が必要だ」
 結局地主は、トラクターや散水車など高価な機械を購入。
 そして農民たちに・・・
金持ちの地主「悪いけど、明日からもう来ないでくれ」
農民「え~!?」
 土地を奪われた農民達は、仕事までも奪われてしまった。

要するに、緑の革命の種――高収量品種(HYVs: High Yield Varieties)という――を手に入れたのは、まずは比較的豊かな地主農家であり、彼らは、HYVsで大規模栽培・大量生産をするために、貧しい人たちから土地を買い上げる。しかし、HYVsを大規模栽培するには、高価な機械が必要となり、結果として小作農として働いていた貧しい農民は職を失ってしまう。さらに、ここで語られていないことを付け加えれば、HYVsが実際に高収量性を発揮するには、大量の水と化学肥料、農薬を必要とする。これらなしにはHYVsは、場合によっては在来品種よりも収量が少なくなるのだ。このため、機械のほかにもこれら生産資材を買うためにお金がかかり、ますます農家は大規模化を図ろうとし、貧しい農民は土地や仕事をますます失うことになる。しかも、場合によってはHYVsを使える大農家も、生産コストが上がりすぎて、かえって赤字になってしまうこともある。えてして途上国産品は、国際市場で安値で買い叩かれるため、生産コストを埋め合わせすることは難しいのである。そして同様のことは、たとえHYVsの種が貧しい農家に無料で配られたとしても、もっとひどいかたちで起こりうる。(ちなみにHYVsは、その後、世界各地で現地の在来種と交配させることで、在来種の持つ病虫害抵抗性を備えたものに改良され、現地との環境適合性をもつようにはなっている。しかし、貧困という社会環境との適合性まで高めないことには、飢餓を減らす真に優れた適正技術とはなりえない。)

こうした緑の革命がもたらす、いわば「貧困への悪循環」を指摘した後、さらに話は、よりダイレクトな先進国と途上国の飢餓問題のつながりに及ぶ。つまり、仮に緑の革命で持続的な生産ができたとしても、そこで作られるのは先進国向けの嗜好品であり、現地の人々の自給生産が犠牲にされ、飢餓が広がる構造だ。アフリカには、国内に巨大な飢餓人口を抱えながら、農産物輸出大国である国がいくつもある。(こういうのを「飢餓輸出」という。)

 緑の革命で農地改革を果たした先進国は更に自分達の思惑を通すべく、追い討ちをかけた。
アベベック・ゴベナ「私たちアフリカの国々は先進国の嗜好品を作らされたのです」
 このマザーの話に、じゅん平はこれまで旅してきたアフリカの国を思い出していた。
 マラウイでは
「この一帯は全てタバコ畑です」
じゅん平「タバコ、タバコなんだコレ!」
「タバコ?すごーい」
 人口のおよそ半分がタバコ産業に従事。
 しかし
「私達はお金がなくとても貧乏です。だから幸せに暮らす事は難しいです」
 ほとんどの人が貧しい暮らしを強いられていた
じゅん平「マラウイっていう国はやっぱり凄い貧しい、日本はお金があって凄い羨ましいって凄い言ってた」
 先進国はアフリカの国々に自分達の食料を作る畑を潰させ、タバコ・ピーナッツ・カカオなどの嗜好品を集中的に作らせたのだ。
 しかし、収穫された作物の買値は安く、アフリカの人達はどんどん貧しくなり、食べるものまで失ってしまったのだ。
 メンバーはケニアのスラムでもたくさんの子供が飢えと闘う姿を目にしてきた。その背景には、多くの農家が紅茶作りに従事している事実もあった。
 アフリカでは他にも、エチオピアでコーヒー、ギニアではパイナップル、ガーナではカカオ、セネガルではピーナッツなど・・・
 ヨーロッパの為にアフリカの人達が、アメリカの為に南米の人達が、そして日本の為にアジアの人達があまりにも安い賃金で働いている。
アベベック・ゴベナ「先進国の人達が嗜好品に囲まれた優雅な暮らしを送れるのは、貧しい国の人達が安い賃金で働いているからです」
イッチー「すごい色んな意味でショック」
歯医者「要は植民地化してるのと似てるもんがあるよね」
じゅん平「日本輸入をやめたら生きていけないんだよね」

ついでにいえば、食糧自給率が40%しかない日本の場合は、嗜好品以外の食糧の輸入によっても、貧しい途上国の人たちから自給生産の資源を奪い、貧困と飢餓に追い込んでいることになる。農林水産省総合食料局が今年1月にまとめた「日本人の食卓の現実~食料自給率と食料安全保障~」によれば、現在、我が国が輸入している主な農産物の生産に必要な海外の農地面積は、国内農地面積(476万ha)の2.5倍に相当する1,200万haに及んでいるという。世の中には貿易バンザイな人たちがいて、日本は農業なんてやめて、全部海外から輸入すればいいなんていう人もいるようだが、そういう人たちは、このような現実をまったく理解していないのだろう。

もう一つ言えば、途上国や、途上国支援をしている欧米のNGOの間で遺伝子組換え作物が批判されるのも、単なる安全性の問題ではなく、(少なくとも現状においては)それが、結局のところは緑の革命の延長線上――文字通り「第二の緑の革命」と呼ぶものもいる――にあり、同様の構造的暴力=社会的リスクをはらんでいるからだ。

さて、緑の革命の問題に突っ込んだあと、次はいよいよ「肉食」の問題に話は進む。実は、ここまで見ていて、「ここで肉食の問題までいったら、すごいもんだけど、無理かなぁ」なんて、夫婦二人で半ばあきらめていたのだが、「あいのり」スタッフはなかなかやる。

 世界中で生産される穀物は一年に20億トン。
 これは世界の人口、63億人の2倍以上の人が食べていくのに十分な量のはずである。
 しかし、先進国の人々は貧しい国の4倍もの穀物を消費している。その為、貧しい国の人々には十分な食糧が行き渡らない。
 世界で一番穀物を輸入しているのは、日本!世界全体の10%の穀物を輸入している。
 しかし、日本人が直接食べるのはこのうちたった3分の1だけ。残り3分の2は家畜の飼料となっている。
 外国では肉牛は草を食べて育つことが多い。しかし・・・霜降りの肉が喜ばれる日本では、肉牛は穀物のエサで育てる。肉に脂がのっておいしくなるからだ。
 おいしい霜降り和牛1キロを作るために牛は8キロの穀物を食べさせられるのである。焼き肉店でおいしい和牛のカルビを食べるということは、たくさんの穀物を食べてるのと同じことなのである。

ちなみに、この話の中では、日本の肉牛生産による穀物の過剰消費だけにスポットが当たっているが、実をいえば、世界全体でみても、穀物生産量全体の40%は家畜飼料である。「外国では肉牛は草を食べて育つことが多い」とあるが、穀物生産大国アメリカなどはがんがん穀物飼料を牛や豚に与えている。自国だけでは足らず、アマゾンの熱帯雨林まで切り開いて、大豆を作らせたり、牧地を広げている。

また、「霜降り和牛1キロを作るために牛は8キロの穀物を食べさせられる」とあるが、この「8キロ」という数字は、換算の仕方でいろいろ変わってくる。たとえば、前出の「日本人の食卓の現実~食料自給率と食料安全保障~」によれば、トウモロコシの量で換算した場合は、各家畜の肉1kgを生産するのに必要な穀物の量は、以下のようになる。

畜産物(部分肉等)の1kgの生産に要する飼料穀物の量:
牛肉11kg 豚肉7kg 鶏肉4kg 鶏卵3kg

アベベック・ゴベナさんの話は、以上で終わる。もう少し欲を言えば、このような穀物浪費が著しい肉食、とくに牛肉食が、世界的に増えてきている――戦後の日本しかり、今の中国しかり――ことや、その背景には穀物取引で利益をあげるカーギルなどの穀物メジャーの働きかけがあることまで語って欲しかったが、まぁ、それはディープ過ぎるかもしれない。(ついでにいうと、日本の学校給食とかマクドナルドなど肉食ファストフードの世界化も、同じ流れの中にある。)いずれにしても、こんなバラエティ番組としては、けっこう突っ込んだものになっていたと思う。

ところで、この番組でもう一つ興味深かったことがある。それは、アベベック・ゴベナさんの話を聞かされた後のメンバーたちの感想が、基本的に「資源の無駄遣いをやめよう」とか、基本的に「一人一人ができること」に集中していたこと。

実は、この反応パターンは、けっこう馴染みがある。授業のレポートで、いろいろ環境問題や科学・技術の問題について書かせると、ほぼ間違いなく最後は、「一人一人が考えることが大切です」とか、「一人一人の行動が大切です」という決り文句で終わっているのだ。いいかえると、自分たちでNGO/NPOを作るとか、政治家にロビーイングするとか、行政や企業に働きかけるとか、そういう制度やシステムを変えるための社会的アクション、政治参加の方向には思考が絶対向かわないわけだ。いわば「公共性の貧困」。それに、そもそも一人一人の心がけなんかに頼っていたら、世の中変われない。みんながみんな「清く正しく」をやれるわけじゃない(オレだって無理だ)。システムとして、それぞれの行為が、その意図は別にして、結果的かつ集合的にプラスに向かうようにしなければ、長続きするものにはならないし、効果も小さい。そういう現実感覚もどうもないらしい。

いずれにしても、「一人一人」主義のレポートは、読んでいてホントにげんなりする。今学期の講義でも、「『一人一人・・・』がオチになってるのは10点減点します。一人一人以上の何かを必ず考えてください」といってある。さてさて、みんなどんな答えを用意してくれただろうか。。

参考:
ヴァンダナ・シヴァ『緑の革命とその暴力』(日本評論社、1997年)
スーザン・ジョージ『なぜ世界の半分は飢えるのか?:食糧危機の構造』(朝日選書、1984年)
ジャン・ジグレール『世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実』(合同出版、2003年)

《追記》
我が家はここ一年半くらい、ずっと玄米菜食を続けている。まぁ、たまに「フォアグラ食いてぇ~」とか、肉を食べたくなるが、それはすべて「贅沢品」として、美味しい肉を外食で時折楽しむことにしている(フォアグラはガスパールがうまい!)。おかげで、ダイエットの努力が続けられないナマケモノの小生でも、何の努力もなく体重(=お腹のたるみ)が減ってきた。とくにここ半年くらいで体質改善が進んだようで、なんと7kgも減らすことができた。いずれにせよ、玄米菜食の効果は抜群で、おかげでもう何年もはけなかったジーンズがはけるようになったり。

しかも、飯が美味いのがいい。玄米ご飯(ひえ、あわなどのほか、古代米も入れている)はもちろん、野菜も美味しい。京都は京野菜があるし、とくに最近は有機の宅配をしてもらってるので、余計に美味い。お麩や豆腐、油揚げ、湯葉などを使えば、かなりこってりした食感も愉しめる。実家では父親が趣味で農業をやっているので、その野菜も美味い(ちゃんと堆肥作ってやってるし。米もすべて実家からのもの)。たまに野菜が足りなくなってスーパーで買ってきたりすると、味も香りも無いのにホントに驚く。ニンジンなんて色まで薄いし。アメリカでは、肉食ってやせるアトキンス・ダイエットなんていうのが流行ってるらしいが、全くアホらしいな。ちなみにアトキンス・ダイエットについては、最初の数ヵ月は有効であるかもしれないが、長期的には体重を減らすのに役立たないばかりか、危険でさえあり得るという研究が英国医学雑誌・ランセットに最近発表されている(参考:「アトキンス・ダイエット、長期的には推奨できない―新研究」)。さもありなんな話である。

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コメント(9)

はじめまして。大変興味深く拝読しました。
私は先日、一人旅でエチオピアに行ってきました。スーダンやケニア国境近くの辺境まで行ってきたのですが、そこで見たエチオピアの土着的な光景は、あいのりが焦点を当てたような飢餓貧困とは異なり、不必要なものはないけれど、彼らなりに満たされているような光景だったので、あいのりが描写した映像は本当にあいのりの撮影で撮られたものなのかと、不思議に思っていたところでした。小規模なマーケットがいたるところで開かれていて、そして飢餓を示す腹水の小児もあまり見ることもなかったので。でも、このブログを見て、社会経済的な面の裏打ちをいただけて、大変にためになりました。
でもエチオピアの野菜やフルーツって太陽をたくさん浴びていい水と空気で育っていて美味しいんですよ。日本の野菜が一番美味しくないかもしれない。豊かさってナンだ?って、考えさせられます。
ということで、トラックバックのご報告でした。

Azusaさん、トラバ&コメントありがとうございます。
同じエチオピアでも、地域によって様子が違うのかもしれませんね。あるいは、あれはアフリカの別の国の映像なのかもしれません。飢餓が深刻なのは、サハラ以南の国々ですから。

エチオピアは、輸出による外貨収入もそれなりにあるのかもしれませんが、マーケットがたくさんあって、野菜やフルーツも美味しいということは、地元の自給農業が比較的元気なのでしょうね。(数年前に大干ばつに見舞われたり、コーヒーの国際価格の暴落でGDPが下がったりしたようですが。→外務省HP: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ethiopia/data.html)

 日本もちゃんと作った野菜やくだものは、ほんとみずみずしくて美味しいですが、スーパーのは味も香もなくて、なんだか野菜たちが可哀相な気さえしてきます。

 ちなみに数年前まで東京にいたのですが、同じスーパーの野菜でも、東京の○友のより、京都の○友のほうが味がありました。東京が一番、マズイのかもしれませんね。

ども、です。
あいのり、こんな話題とりあげていたんですねー。
先週、ちょうど授業で「緑の革命」の話を、以前、ダビングしてもらったシヴァのビデオを使いながら紹介したところだったんですよね。で、月曜の夜中いっぱいまでに感想を寄せるように、とやってたところで。あと一日、締め切りをのばせば、何人か、あいのりの話も盛り込んできてくれたかもしれなかったと思うと、ちと残念です。
とりあえず、明日(というか13時間後)の授業では、さっそく、あいのりだれか見たか聞いてみることからはじめようかと。

ども。ウチも、ビデオにとっておけばよかったなぁって思ってました。ちょうど先週、短大のほうの授業で、ファストフード普及→肉消費増大→穀物消費もっと増大→農地不足/穀物メジャーうはうは、というような話で終わって、今度は緑の革命の話でもしようかと思ってたところだったので。でも、学生たち、あいのり見てたかもしれませんね。

ちなみに、このブログの今日のアクセスログ見たら、「緑の革命」とか、「あいのり+飢餓」で検索してきた人が結構いました。番組見て、関心もった人が少なからずいたんでしょうね。

ご無沙汰しています、デリーからnyataniです。

久しぶりにHPを拝見したら、おもしろい話題だったのでちょこっとカキコさせていただきます。


玄米菜食で7kg減、すばらしいですね。

ただ、こちらに来てから常々思うことですが、ダイエット効果という意味では、菜食であることより和食であることの方が効果が高いように思います。

この点は、完全なるベジタリアンであられるシヴァ博士の御恰幅のすばらしさを思い出していただければ明らかだと思いますが(笑。

インドのいいとこのご家庭では、ブラーミンが多いことから菜食主義が多いのですが、それらのアッパーミドルの紳士淑女のみなさまのお腹は、みなさまなかなかご立派なものです(いわゆるベジ腹ですね)。

これはダイエット効果に関しては、菜食主義であるかどうかというよりも、ひとつには、調理法に起因する問題、もうひとつには、食べ方に起因する問題が大きいのだとおもいます。

例えば、ネルー大学の寮の食事は、朝食の卵と、夕食に供される週2回のチキンと1回の卵カレーをのぞいてすべて菜食ですが、どういうわけだか、日本人女子学生の中にはそのメニューで体重を増やしている人が多いのです。うちの寮でも4~6kg増は当たり前、友人の韓国人の女子学生はなんと8kgも体重を増やしていました。

これは、たとえば、野菜とはいえカレーに油を多く使用していること、プーリーやサモサ、パコラなど、インドのスナック類には揚げ物が多いこと、また、チャーイやお菓子の類に大量の砂糖が含まれており、全体として高カロリーであるということがあるとおもいます。また、インド食はカレーやダルなど、やわらかいものが多く、あまり噛む必要がない上に、スパイスの辛さも手伝って、早食いになりがちで、満腹感を感じる前にたくさんたべてしまうことも要因としてあげられると思います(この点、玄米食はすばらしいですね)。また、インドでは平均して夕食をとる時間が8時から10時(時には11時!)と遅く、就寝前に大量の食事をとってしまうことも食習慣要因として大きいと思われます。

まあ、家事労働がサーバントにすべて外注でき、移動も車のインドのお金持ちの奥様方や旦那衆は、体を動かすことが少ないのも大きな要因といえますが。

というわけで、世界の飢餓が問題な方は菜食へ、
ご自分のお腹のでっぱりが問題な方は和食へ、ということですね。


その意味で、和食の玄米菜食は最強ですね(笑。

こんにちは。「国際協力・NGO情報ブログ」を作っているダイスケともうします。TBありがとうございました。
…と実はこのブログちょくちょく覗かせて頂いています。そんなブログからTBをしてもらってちょっと感激してます(笑)。
「あいのり」ですが、いいところも悪いところも含めて、いろいろと考えさせられる番組だな、と思っています。(なので「あいのり募金」のことを書いたのですが。)
文章の最後に書かれていた、「一人一人」主義、よく分かります。僕は(大学院生ですが)政策提言NGOに関わっている人間ですが、この種のNGOの限界を今の社会で強く思います。もちろん、反対にこちらがただすべき所もたくさんあるとは思っているのですが、それにしてもそういう者が多い。そんな思いから書いたブログでした。このブログでもまったく同じことを、しかしきちんと書かれていて、深く思いを同じくしました。

矢谷さん、お久しぶり~!デリーはいかがですか?

「ベジ腹」、確かにシヴァさん見てると納得ですねー。
それと、インドの料理は油が多いというのは、日本にあるインド料理屋に行っても実感できますね。確かにあれは肥りそう。あと、消化がいいのもあるのか、確かに割とすぐにお腹すきますね。

その点、玄米菜食、しかもご飯にはひえや粟なども混ぜて五穀米みたいにして食べると、栄養面でもいろいろ豊富で、味も良く、そんなに食べなくても満足度高いです。だいたい一膳食べれば大丈夫というかんじ。まぁ、それでも時々夜中にお腹すいてしまいますが、そういうときは玄米ご飯のお茶漬けにしたり、玄米粉で作った低カロリーのラーメンhttp://www.binchoutan.com/ohsawa/13.htmlを食べてます。これが意外に腹持ちがよく、しかも後味サッパリで美味しいです。

あと、大量の糖分は、脳の快感を刺激するので、余計に食べてしまうことにもつながりそうですね。

ダイスケさん、はじめまして。
あいのり情報局というblog(http://ainori.chu.jp/)を見てましたら、ダイスケさんのblogを見つけまして、その中で私と同じく「一人一人主義」を問題にしているのを見て、思わずトラバさせて頂きました。

具体的に運動に関わってると、余計にそういうのがもどかしくてしょうがなくなりますね。「できる、できない以上に発想としてそういうモノがすぐに出てこないというのはもったいない」というのは、ほんとに同感です。NGO側もプレゼンスを示しきれていないという問題があるにせよ、もう少し、メディアや教育の場面でも、NGOあるいはアソシエーションの意義・意味みたいなものを、まずは海外の成功してる事例からでもいいから、知らしめて欲しいですよね。(もちろん日本のでもしっかりやってるところはたくさんあるわけですが。)

こんにちは、はじめまして。
河合 朝と申します。

随分前のことになるかとは思いますが、2004年にひらかわさんが書かれた記事を見て、どうしてもお聞きしたいことがあったので、コメントを書かせていただいております。

私は、将来のことを考えている最中、「教えて!GOO」のhttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa4100528.html このページから、リンクでこちらへ飛びました。

現在高校生をやっている身分ではありますが、これら全ての記事を読んで、発展途上国の発展に、どうにかして自分の身を役立たせられればと思いました。

今からする甘えた質問をどうぞお許しください。

けれど、ひらかわさんの記事を読んで、あなたからならば得られるものがあると思いました。

私には、なにができますか。

今現在、海外の高校で英語にとりくんでいます。
将来アメリカの大学に行って、貿易業をして、世界を見て、知って、世界を平等にできたらと、そんな夢があったからです。
けれど、世界を知った後、どんなことをすればその夢に辿りつけるんですか。
今私ができること、しなくてはいけないことって、なんなのですか。

本当に、どれだけ甘えた質問なのかは、自分で理解しています。
けれどどうか、教えてください。

勉強に専念しなくちゃいけないと、誰もが言うんです。
将来のことを考える前に、今をちゃんと生きなさい、
将来のことを考えたがるなら、今そのために勉強をしなさい。
それが正論なのはわかるのに、
現にこうして考えている間にも、同じ星で飢餓に苦しむ人がいるだなんて思うと、気が狂いそうになるんです。

教えてください。
いま私にできることは、なんだとおもいますか。
なんなんですか。
教えてください。お願いします。

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このブログ記事について

このページは、hirakawaが2004年11月30日 00:34に書いたブログ記事です。

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